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　株式会社日立製作所は、133MHzメモリバスに対応した64MbitシンクロナスDRAMチップ6製品を11月からサンプル出荷する。動作電圧は、従来の3.3Vのほかに2.5Vが用意され、サンプル価格は、2.5V製品が2,500円、3.3V製品が2,100円。

　同製品は0.18ミクロンプロセスで製造されており、CAS Latencyは2と3をサポートする。CAS Latency 2での動作クロックは従来の100MHzから133MHzに高速化され、従来比約1.3倍のデータ転送速度を実現した。さらに、2.5Vの製品は同社の3.3V製品に比べ約40％消費電力を低減したとしている。

　また、同社では、積層パッケージ技術を用いて今回のSDRAMチップ2個を同一パッケージにした128Mbitチップの製品化を予定しており、サンプル出荷は'99年第1四半期としている。
　なお、現時点では133MHzをベースクロックとするシステムは存在しないが、'99年後半以降にIntelが対応CPUとチップセットを出荷すると予想されている。

製品名	電源電圧	構成	サンプル価格
HM52Y64165FTT-75	2.5±0.2V	1M×16×4バンク	2,500円
HM52Y64805FTT-75		2M× 8×4バンク
HM52Y64405FTT-75		4M× 4×4バンク
HM5264165FTT-75	3.3±0.3V	1M×16×4バンク	2,100円
HM5264805FTT-75		2M× 8×4バンク
HM5264405FTT-75		4M× 4×4バンク

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9810/1012a.html
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【8月4日】後藤弘茂のWeekly海外ニュース
「Mercedの性能は期待はずれ?－MPU業界の専門誌が予測」
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('98年10月12日)

[Reported by taira@impress.co.jp]