マイクロソフト株式会社は、Windows用データベースソフト「Access 97」で発生する、レコードにデータが正常に保存されない現象についての技術情報をWebで公開した。
それによれば、Access 97のフォームからレコードを変更した際に、レコードが正常に保存されないという現象が発生するという。データの信頼性が重視される、データベースソフトとしてはかなり重大なバグといえる。
具体的にはフォームからレコードを削除し、フォームを開いたままの状態でレコードを検索、検索したレコードを変更すると、変更したデータが本来のレコードではなく、次のレコードに保存されてしまうというもの。
回避方法としてフォームを再クエリーするため、フォームのRequeryメソッドを追加するよう勧めている。
□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/Office/Access/RecordIssue.htm
□技術情報
http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/j045/0/13.htm
('98年9月2日)
[Reported by date@impress.co.jp]