'98年9月1日 発表

　ナショナルセミコンダクタージャパン株式会社は、カシオ計算機株式会社が年内に発売予定のA5サイズノートPCのCPUに、ローボルテージ版のCyrix MediaGXが採用されたと発表した。ローボルテージ版のMediaGXが製品に採用されるのはこれが初という。なお、クロックなどは明らかにされていない。

　MediaGXはCPUとサウンド、グラフィックスを含む周辺チップの機能を統合した製品。ローボルテージ版のMediaGXの消費電力は従来のMediaGXの約半分で、従来のCPUとチップセットの組み合わせの約四分の一にあたるとしている。

　カシオのA5サイズノートPCは7月の「WINDOWS WORLD Expo/Tokyo 98」で参考出品された。Windows 98を搭載しており、CASSIOPEIAシリーズの最上位機種として年内の発売が予告されている。

□ナショナルセミコンダクタージャパンCyrix部門のホームページ
http://nsjk.co.jp/cyrix/
□ニュースリリース
http://www.nsjk.co.jp/new/docs/9_1_98.html
□カシオ計算機のホームページ
http://www.casio.co.jp/
□CASSIOPEIA A5ノートの商品情報
http://www.casio.co.jp/system/mpc/
□関連記事
【7月1日】ソニー、カシオがWindows 98搭載のミニノートを参考出品
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980701/wwenote.htm

('98年9月1日)

[Reported by date@impress.co.jp]