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サンプル価格:
72Mビットチップ「μPD488385」5,000円
64MB RIMM「MC-48R64AAG181F」45,000円
連絡先:日本電気株式会社 半導体テクニカルホットライン
Tel.044-548-8899
日本電気株式会社(NEC)は、SDRAMの4倍以上となる毎秒1.6GBの転送速度を持つ72Mビット容量のDirect Rambus DRAM(Direct RDRAM)「μPD488385」を開発、サンプル出荷を9月から開始する。サンプル価格は5,000円。同時に、このチップを8個搭載した184ピンの64MB容量Rambus In-line Memory Module(RIMM)「MC-48R64AAG181F」も製品化した。サンプル価格は45,000円となっている。量産開始はいずれも12月で、メモリチップ「μPD488385」は'99年下期以降で月産100万個を予定している。
Direct RDRAMは、IntelがSDRAMの次の世代のメモリとして採用を予定しており、今後DRAMの主流を占めると目されている。今回製品化されたμPD488385では、0.22ミクロンCMOS加工技術を使用し、2.5V、最大800MHz(最大データ転送速度 毎秒1.6GB)で動作する。このDirect RDRAMをモジュール化したものをRIMMと呼び、PCなどではこの形態でマザーボードに装着して使用する。
なお、今回製品化されたRIMMは64MB容量のものだが、RIMM上には「μPD488385」が最大16個搭載できるので128MB容量の製品まで可能だとしている。
□日本電気のホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9807/2801.html
□「Direct Rambus」のホームページ(英文)
http://www.rambus.com/html/direct_rambus_.html
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980227/kaigai01.htm
('98/7/29)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]