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台湾のFirst International Computer(FIC)は、チップセットに「Apollo Pro」を採用したSlot 1マザーボード「KA-6000シリーズ」を発売する。すでにサンプル出荷が開始されており、第1ロットの量産出荷は今月下旬に予定されている。なお、価格についてはリリースでは明らかにされていない。
この製品は、台湾VIA Technologiesから5月8日に発表された100MHz対応Pentium II用チップセット「Apollo Pro」を搭載したマザーボード。OEM供給をメインとするmicroATX規格の「KA-6130」、企業ユーザーやパワーユーザー向けのATX規格の「KA-6010」、ホームユース向けのBaby AT規格「KA-6100」の3モデルが用意される。
スロットは「KA-6130」がAGP×1、PCI×3、ISA×1、DIMM×3、「KA-6010」がAGP×1、PCI×5、ISA×2、DIMM×3を備える。「KA-6100」については、リリース中に明記されていない。
また、同社では、VIA Apollo MVP3を採用したSocket 7マザーボード「VA-503+」の新モデルが、K6-2/333に対応したことも発表した。これは、ベースクロック95MHzをサポートしたことで、K6-2/333(95MHz×3.5)に対応したもの。新モデルは8月以降の出荷で、クロックジェネレータに「ICW W127」とマーキングされていることで確認できるとしている。
【訂正】
ベースクロック95MHzに対応した「VA-503+」の新モデルの出荷時期が7月中旬以降となっておりましたが、8月以降に延期されました。
□台湾First International Computerのホームページ
http://www.fic.com.tw/
□「KA-6000シリーズ」のニュースリリース
http://www.fic.com.tw/fic/pressr/ka_series.htm
□「KA-6130」の製品情報
http://www.fic.com.tw/fic/Products/Mainboards/1stMain/ka-6130.htm
□「VA-503+」新モデルのニュースリリース
http://www.fic.com.tw/fic/pressr/va-503+_AMD333.htm
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【5/8】台湾VIA、100MHzバス対応のPentium II用チップセット「Apollo Pro」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980508/via.htm
('98/7/9)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]