【周辺】

従来のSDARMより25%高速化

NEC、独自技術で高速化したSDRAM

μPD4565161G5 10月 量産開始

サンプル価格:各5,000円

連絡先:NEC 半導体テクニカルホットライン
    Tel.044-548-8899


 

 日本電気株式会社は、'97年11月に発表したメモリのデータ転送効率を向上させる独自技術「バーチャル・チャネル・アーキテクチャ(Virtual Channel Architecture、以下VCA)」を採用した64MビットSDRAMのサンプル出荷を29日から開始した。構成により3製品が用意され、サンプル価格はいずれも1個5,000円となっている。量産開始予定は10月で、年末には月産10万個を予定している。

 VCAは、メモリセルと入出力端子の間に一時記憶領域(チャネル)を設けることで、データ入出力動作を高速化する技術。読み出し/書き込み動作の間に、次のデータをチャネルに用意できるため転送効率が向上する

 今回発表された製品は、従来のSDRAMとピン配置や、電圧などが同一なので簡単に置き換えが可能。最大143MHz、リード・レーテンンシ(従来のSDRAMのCASレーテンシに相当)2クロックのデータ転送を実現しており、対応チップセット搭載のマザーボードで使用すると、従来のSDRAMより25%程度高速化するとしている。なお、NECではVCAに対応しない従来のチップセットでの動作は保証していない。

 現在のところ、VCAに対応したチップセットは発売されていないが、NECによると、Intel以外の互換チップメーカー数社ではすでに開発を行なっているという。また、Intelに対しては呼びかけを行なっている段階としている。

□日本電気のホームページ
http://www.nec.co.jp
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9806/2902.html
□関連記事
【'97/11/18】NEC、高速な新メモリコア技術を開発
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971118/nec.htm

('98/6/30)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]


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