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G100搭載のマルチモニタ対応カードも発売

第3四半期 発売

実売価格：
Millennium G200 149ドル
Mystique G200 149ドル

　カナダMatrox Graphicsは、5月に発表されたビデオチップ「MGA-G200」搭載のビデオカード「Millennium G200（以下Millennium）」と「Mystique G200（以下Mystique）」および、各種オプションを発売する。またマルチモニタ機能に対応した「Productiva G100 Multi-Monitorシリーズ」もあわせて発表された。いずれの製品も発売は第3四半期。

●Millennium G200、Mystique G200
　Millennium、Mystiqueともに推定実売価格は149ドル。いずれもAGP接続でビデオメモリ8MBを標準搭載する。また、AGPは2×モードをサポートし、8MBのアップグレードモジュール（推定実売価格79ドル）を装着することで、ビデオメモリを最大16MBまで増設可能。ビデオチップは両製品とも同社製「MGA-G200」を搭載している。3D APIはDirect3D、OpenGLをサポート。

　Millenniumはビジネスユース用、Mystiqueはホームユース用としており、主要な相違点はRAMDACの周波数、テレビ出力機能の有無と、バンドルソフトとなっている。MillenniumはRAMDAC 250MHzで、テレビ出力機能はオプション。MystiqueはRAMDAC 230MHzで、テレビ出力機能を標準で装備する。

　2Dの最大表示解像度は、いずれも1,920×1,200ドット、24ビットフルカラー表示と同じだが、3Dでの最大解像度はMillenniumが1,920×1,080ドット（16ビットカラー）、Mystiqueが1,600×1,200ドット（16ビットカラー）と異なる。また、バンドルソフトは、Millenniumはグラフィックソフトなどのアプリケーションが5本、Mystiqueはゲームが3本と、それぞれのユーザー層に応じたものが選ばれている。

●Productiva G100 Multi-Monitorシリーズ
　ユーザーの希望により、同社のビデオチップ「MGA-G100」を1枚のカードに2または4個搭載することで、1枚のビデオカードでマルチモニタ機能を実現する。接続はPCIバスで、TVチューナを搭載することもできる。価格は未定。

●各種オプション

• 「Rainbows Runner G-Series」（価格未定）
  　TVチューナ搭載のMotion-JPEGビデオキャプチャ（ドーターカード）
• 「DVD Video」（推定実売価格79ドル）
  　MPEG-2ハードウェアデコーダ（ドーターカード）
• 「MGA－TVO」（価格未定）
  　テレビ出力機能を追加するためのチップ

□加Matrox Graphicsのホームぺージ
http://www.matrox.com/
□「Millennium G200」の製品情報（英文）
http://www.matrox.com/mgaweb/products/mill_g2001.htm
□「Mystique G200」の製品情報（英文）
http://www.matrox.com/mgaweb/products/myst_g2001.htm
□関連記事
【 5/ 6】加Matrox、ハイエンド向けの3Dグラフィックチップ「MGA-G200」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980506/mgag200.htm
【 4/ 2】加Matrox、ビデオメモリ8MBで99ドルのAGPビデオカード
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980402/mgag100.htm

（'98/6/19）

[Reported by furukawa@impress.co.jp]