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米Number Nine Visual Technology社は26日(現地時間)、RAMDAC内蔵型の2D/3D対応ビデオチップ「Ticket To Ride IV」を第3四半期に出荷すると発表した。ビデオチップのみの発表で、搭載製品や価格に関しては明らかにされていない。
従来の「Ticket To Ride」の後継チップで、1,920×1,200ドット(65,536色、リフレッシュレート83MHz)の表示が可能な250MHzのRAMDACが内蔵されている。メモリはSGRAMとWRAMに対応しており、最大32MBまで搭載可能。インターフェイスはPCIまたはAGP(2Xモード対応)。新機能としては、MPEG2データのハードウェア再生機能(毎秒30フレーム)などが搭載された。また、メモリバスの制御ユニットが改良され、SGRAM使用時のメモリアクセス速度が25%高速化されたほか、WRAMをインターリーブ接続した際には通常の2倍の256ビット幅でメモリアクセスできるという。
性能は、「Ticket To Rideのほぼ3倍」としており、メモリ転送速度(毎秒2.0GB)や、3Dセットアップエンジンの演算能力(430MFLOPS)などの性能値が明らかにされている。
□米Number Nine Visual Technology社のホームページ
http://www.nine.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.nine.com/press/may26_98.html
('98/5/27)
[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]