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台湾ASUSTekが、ビデオカードのロードマップなどを発表

AGP-V2740のデモ '98/4/7 発表会開催


 7日、都内において台湾の大手マザーボードメーカーであるASUSTek COMPUTERの発表会が開催され、今後の製品戦略や新製品の紹介が行われた。マザーボードに関しても新製品が紹介されたが、現時点では関連企業の未発表製品が含まれるため報道機関、販売代理店に向けてのみで、一般には非公開となっている。

 同時に明らかにされたビデオカードのロードマップによると、ハイエンド向けは6月にRIVA 128ZX搭載カードが、ローエンド向けのファミリーユースには単体でのDVDの再生が可能なSiS6326を搭載した「AGP-V1326」が近日発売されるという。

 また先日、日本でも販売が開始されたインテルのグラフィックチップIntel740を搭載した「AGP-V2740」の最新Pentium IIシステムによるデモンストレーションも行われた。この製品は、インテルの以外のAGP対応チップセットでは正常に動作しないという不具合が知られているが、ASUSTekもこのことは認識しており、早急に新しいドライバを開発中だが完全な解決にはもうしばらくかかるとのことだ。

 そのほかの製品では、すでに一部のショップで販売されている、NLXタイプのマザーボードを搭載したベアボーンキットや、各パーツがモジュール化されてCPUなどのアップグレードが容易なノートパソコン「P6000」シリーズの紹介などが行われた。

□ASUSTekのホームページ
http://www.asus.com/
□参考記事
【2/24】NVIDIA、新3DチップRIVA 128ZX
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980224/nvidia.htm
3Dアクセラレータチップ関連記事インデックス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980226/3dchip_i.htm

('98/4/7)

[Reported by aoyama@impress.co.jp]


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