【周辺】

　カシオ計算機株式会社は131万画素CCDを搭載したデジタルカメラ「QV-5000SX」を4月28日に発売する。本体価格は85,000円。

　ボディサイズは131×69×43mm、約250g（電池含まず）とコンパクト。1.8インチ555×220ドットのHAST（TFT）液晶と光学ファインダーを備える。ストロボは内蔵。レンズ部は固定されており回転しない。

　レンズは35ミリカメラ換算36mm相当の単焦点だが、デジタル4倍ズーム機能を備える。ピントはオートフォーカスで、マニュアルへの切り替えも可能。

　出力画像サイズは1,280×960ピクセル、または640×480ピクセル。記憶媒体は内蔵の8MBフラッシュメモリーのみ、記録枚数は超高精細モードの16枚からエコノミーモードの88枚まで。

　データ形式はJPEG準拠でパソコンリンクソフトによりJPEG、TIFF、CAMなどの形式で出力できる。パソコンリンクソフトは新バージョンとなっておりWindows用が「LS-10W」、Macintosh用が「LS-11M」となる。いずれも6,500円で、LS-11Mのみ5月発売予定。リンクケーブルは従来と同じもので各機種用4,800円。

　バッテリーは単3のアルカリまたはリチウム。アルカリを使った場合約280枚の連続撮影が可能としている。

編集部注：Macintosh用リンクソフト「LS-11M」は発売日が5月末に早められました(4/2) 　下位機種のQV-770同様、パソコンリンクソフトに同梱されたソフトにより、簡易動画出力やパノラマ合成ができる。変わったところでは、ビデオ出力がNTSC/PALの切り替え可能となっている。

□カシオのホームページ
http://www.casio.co.jp/
□製品情報
http://www.casio.co.jp/productnews/qv_5000sx.html
□参考記事
【2/13】山田久美夫のPMA 98現地レポート
第1弾「ついに登場したカシオの130万画素QV！」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980213/pma_1.htm

('98/4/1)

[Reported by date@impress.co.jp / nao-f@st.rim.or.jp]