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米Intel社は、低価格のBasic PC用のCPUのブランドを「Celeron」とすると発表した。Basic PCはいわゆる1,000ドルPCといわれるジャンルを指すIntelの用語で800~1,200ドル程度の低価格帯に位置するものとされている。
この分野で採用例の多いCyrix Media GXやAMD K6などのライバルに対抗するために、IntelがSlot 1ベースの2次キャッシュを省いた低価格CPUがアナウンスされており“Covington”、“XYZ”などのコードネームで呼ばれていた。発表時期は4月中と報じられている。
リリースによれば、サーバー用のキャッシュメモリを強化したCPUにも新ブランドが予定され、ローエンド(Celeron)、ミドル(Pentium II)、サーバーの各市場ごとに別々のブランドが用意される。これにより、各製品の位置づけが明確となるとしている。
□米Intel社のホームページ
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(日本語訳)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press98/980305.htm
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/DP030498.HTM
□新ブランド解説(日本語訳)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/inside/branding.htm
□新ブランド解説(英文)
http://www.intel.com/intel/inside/branding.htm
□参考記事
【2/27】後藤弘茂のWeekly海外ニュース
1,000ドルPCが変えたIntelのプラットフォーム戦略
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980227/kaigai01.htm
('98/3/5)
[Reported by date@impress.co.jp]