【業界動向】

11月予想時の225万台から、205万台に修正
海外出荷台数は前年比44%増に

富士通、パソコンの国内出荷台数見込みを下方修正

'98/2/3 発表

 富士通株式会社は3日、'97年度のパソコン国内出荷台数見込みを、11月予想時の225万台(前年比約13%増)から205万台(前年比約3%増)に下方修正した。

 期間別では、上期('97年4~9月)は前年同期比6%増の95万台を出荷したが、下期('97年10~3月期)は前年から横這いの110万台程度にとどまる見通し。富士通では、「個人市場は落ち込んだが、全体としては堅調な企業の投資に支えられた」としている。

 一方、'97年度の海外出荷台数は前年比44%増の115万台と予想している。アジア地域では景気の低迷により、前年比50%減の10万台となる見込みだが、北米では前年比150%増の25万台、欧州でも42%増の80万台と予想しており、「市場全体では計画通りの出荷台数が見込める」としている。

□富士通のホームページ
(2月3日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.fujitsu.co.jp/
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980129/nec.htm

('98/2/3)


[Reported by seino@impress.co.jp]


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