
□参考記事
【'97/5/14】プレゼント付き読者アンケート第22回「パソコン環境について」結果発表
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970514/result.htm
【'97/9/2】プレゼント付き読者アンケート第32回「パソコン環境について」結果発表
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970902/result.htm
今回のアンケートでは、78%の方が2台以上所有しているという結果だった。また、所有台数の割合は前回、前々回からも大きな変化はないが、「6台以上」の割合が僅かではあるが増加傾向にある。
今回新たに設けた項目「メインマシンの形態」では、デスクトップが9割以上を占めた。ノートパソコンを、省スペースデスクトップとして使用することが盛んに宣伝されているが、メインマシンとの置き換えはまだまだ進んでいないようだ。
| パソコンを何台持っていますか | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| 1台 | 1670人 | |
| 2台 | 2260人 | |
| 3台 | 1568人 | |
| 4台 | 789人 | |
| 5台 | 416人 | |
| 6台以上 | 806人 |

| メインマシンの形態 | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| デスクトップ(据え置き型) | 6806人 | |
| ノート | 703人 |
■メインの機種、OS
メインで使っている機種は、PC/AT互換機が他を圧倒して8割以上を占めた。機種のシェアの傾向は前回とあまり変わっていないが、PC-98シリーズ、Macintoshが減少していた。また、NECの新シリーズPC98-NXは、1%だった。
一方、OSの方はWindows 95が前回と変わらずトップで76%。その他のOSも、過去3回を通じてほとんどシェアは変化していない。
| メインで使っている機種 | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| PC/AT互換機 | 6062人 | |
| PC98-NX | 31人 | |
| PC-98 | 773人 | |
| Macintosh | 522人 | |
| X68000 | 30人 | 0% |
| FM-TOWNS | 29人 | 0% |
| その他 | 62人 |

| メインで使っているOS | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| Windows 95 | 5701人 | |
| Windows NT | 903人 | |
| Windows 3.1 | 16人 | 0% |
| DOS | 71人 | |
| Mac OS | 518人 | |
| OS/2 | 57人 | |
| UNIX | 166人 | |
| その他 | 77人 |

■メインマシンのCPU
メインマシンのCPUは、世代交代が順調に行われているようだ。Pentiumが34%と相変わらずトップではあるが、徐々にそのシェアを減らしている。その分が、MMX PentiumやAMD K6などの、MMX機能を搭載したCPUに移行している。特にK6は前回の2倍以上という躍進を遂げている。また、Pnetium IIも8%とシェアを伸ばしている。
| メインマシンのCPU | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| i486以前 | 194人 | |
| Pentium | 2559人 | |
| Pentium Pro | 494人 | |
| MMX Pentium | 1366人 | |
| Pentium II | 601人 | |
| 5x86(Cyrix) | 39人 | |
| Media GX(Cyrix) | 4人 | 0% |
| 6x86(Cyrix) | 265人 | |
| 6x86MX(Cyrix) | 127人 | |
| Am5x86(AMD) | 90人 | |
| K5(AMD) | 100人 | |
| K6(AMD) | 1088人 | |
| WinChip C6(IDT) | 16人 | 0% |
| 680X0系 | 94人 | |
| PowerPC 601 | 88人 | |
| PowerPC 603e | 95人 | |
| PowerPC 604 | 81人 | |
| PowerPC 604e | 166人 | |
| PowerPC G3 | 21人 | 0% |
| その他 | 21人 | 0% |

■メモリ環境
メモリの総容量、モジュールの容量ともに大容量化が進んでいる。
メモリの総容量のトップは「49MB~64MB」で変わりないが、その割合は徐々に増加している。また、それ以下の容量は着実に減り、その分64MB以上の割合が増えている。
1つあたりのモジュールの容量は、前回では52%で16MBと同割合だった32MBが6割を越えている。この結果を見る限りモジュールの主流は完全に32MB容量のものになったようだ。
メモリの種類はEDOが53%で、前回、前々回と同じくトップだった。そのほかに注目されるのは、SDRAMが16%と前回の3倍近くに伸びていること。SIMM(FP、EDO)からSDRAMへの移行が進んでいることが伺える結果となった。
| メインマシンのメモリ容量 | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| 16MB以下 | 112人 | |
| ~32MB | 787人 | |
| ~48MB | 1015人 | |
| ~64MB | 2411人 | |
| ~80MB | 610人 | |
| ~96MB | 1117人 | |
| ~112MB | 71人 | |
| ~128MB | 1085人 | |
| ~256MB | 252人 | |
| 256MB超 | 49人 |

注:この設問「メモリモジュールの容量」は、複数選択式のため割合の合計が100%を越えます。
| メモリモジュールの容量 | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| 8MB以下 | 1375人 | |
| 16MB | 3062人 | |
| 32MB | 4694人 | |
| 64MB | 751人 | |
| 128MB | 101人 | |
| その他 | 52人 | 0% |
| メモリの種類 | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| ファーストページ | 1818人 | |
| EDO | 3956人 | |
| SD RAM | 1186人 | |
| Macintosh用DIMM | 317人 | |
| その他 | 232人 |

■HDD環境
HDDの総容量のトップシェアは変わらず1GB~2GBだったが、その割合は減少傾向にあり、より大容量にシフトしてきている。また、3GB以上が過半を超えており、それもHDDの大容量化を裏付けている。
接続インターフェイスのIDEとSCSIのシェアは、それぞれ8割前後と5割前後で安定している。また、IDEとSCSIの各規格の中での高速化は進んでおり、SCSIではUltra SCSI、IDEではUltra ATAの占める割合がそれぞれ大きくなってきている。
| ハードディスクの総容量 | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| 1GB以下 | 488人 | |
| ~2GB | 1599人 | |
| ~3GB | 1278人 | |
| ~4GB | 1427人 | |
| ~5GB | 883人 | |
| ~6GB | 618人 | |
| ~7GB | 435人 | |
| ~8GB | 318人 | |
| ~12GB | 354人 | |
| 12GB超 | 109人 |

注:この設問「HDDの接続インターフェイス」は、複数選択式のため割合の合計が100%を越えます。
| HDDの接続インターフェイス | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| IDE/Enhanced IDE | 4886人 | |
| Ultra ATA | 1223人 | |
| Fast SCSI-2(Wideも含む) | 2124人 | |
| Ultra SCSI | 1056人 | |
| Ultra Wide SCSI | 470人 | |
| その他 | 127人 |

■CD-ROMドライブ
CD-ROMドライブは、16倍速以下のドライブは市場ではほとんど見られなくなっており、新規に購入する場合はどうしても16倍速以上のドライブになってしまう。それを反映してか、16倍速以上が2割を占めている。但し、CD-ROMドライブは高速化のメリットがあまりないためか、8倍速以下も過半数に達している。
この結果を見る限り、CD-ROMドライブの高速化は、積極的なドライブ単体の買い替えというよりも、マシンの新規購入や、新規マシンの自作の時の市場に影響される部分が大きいようだ。
| CD-ROMドライブの速度 | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| 持っていない | 72人 | |
| 4倍速以下 | 2051人 | |
| ~8倍速 | 2007人 | |
| ~12倍速 | 1125人 | |
| ~16倍速 | 726人 | |
| ~24倍速 | 1160人 | |
| 24倍速超 | 368人 |

| プレゼント商品 | 人数 | 比率 |
|---|---|---|
| Watch特製テレホンカード | 2685人 | |
| PC Watch特製腕時計 | 4745人 |