何でもありのハードバイオレンスアクション「G.T.A.」 ほか

Weekend Summary【'98/1/9版】


■CONTENTS
何でもありのハードバイオレンスアクション「G.T.A.」
解雇されたサラリーマンが暴れまわる!「POSTAL」
今年も続々と「Star Wars」を題材にしたゲームが登場するゾ
米Interactive Magicの超リアルフライトシミュレータ「iF-22 Raptor」他が発売

●何でもありのハードバイオレンスアクション「G.T.A.」

GTA_3 GTA_1 GTA_2
(C) 1997 DMA Design Ltd.Under License by BMG Interactive
Japanese Translation (C)1997 BMG Japan

and more Pictures

 このところ海外では、かなり過激な暴力表現を伴ったゲームソフトが同時多発的に発売されている。この「G.T.A.」もそんなゲームの中のひとつ。俯瞰で描かれた街の中を移動しながら、プレイヤーはギャングの命を受け、車を奪う、人を殺す、誘拐するなど悪の限りを尽くすことになる。開発元のDMAがあるイギリスでは、なんと国会議員が約2名ほど噛み付いて、発売中止になりかけたといういわくつきのゲームなのだ。

 このゲームの魅力は悪人になりきれる点にあるのだが、もう一方でハンパでない自由度の高さというのがある。基本的にはプレイヤーはドライバーなので車に乗っているのだが、下りて歩いて移動することも可能。機関銃でも持っていれば乱射するもよし。また、乗っている車がぶつかってガタがきだしたら、他の車の運転手をぶん殴って奪うことまでできてしまう。基本的には、街ひとつがリアリティたっぷりに作り込まれていて、その中では我々が現実に暮らすのと同じように自由に行動をとることができるわけだ。

 もちろん人をひき殺せば血が飛び散り車をぶつければ破損する。過激な暴力描写に顔をしかめる人もいるかもしれないが、現実の世界では決して体験することのできない世界をこのゲームは提供してくれる。興味のある人はズーのホームページに時間制限付きのデモ版がアップロードされているので一度試してみてはいかがだろうか? おそらく病み付きになること間違いなしだ。ちなみに、製作元のDMAは大ヒットアクションパズルゲーム「レミングス」の制作でも知られている。ゲームの基本的な操作、システムについての完成度は高いので、安心して取り組んでみて欲しい。

□ズーのホームページ
http://www.zoo.co.jp/
□G.T.A.の製品情報
http://www.zoo.co.jp/gta/index.html
□DMAのホームページ(英文)
http://www.dma.co.uk/
□G.T.A.のページ(英文)
http://www.dma.co.uk/gta2.htm
□G.T.A.体験版アップデート
http://www.zoo.co.jp/gta/gta_download.html

ページTOPへ


●解雇されたサラリーマンが暴れまわる!「POSTAL」

POSTAL1 POSTAL2 POSTAL3
(C)1997 Ripcord Games.Postal is a trademark of Running With Scissors. All Rights Reserved.Other logos and trademarks are property of their respective companies.

and more Pictures

 解雇されたサラリーマンが暴れまわるという、笑えないというか、今の日本の世相を反映したタイムリーなゲーム「POSTAL」が発売される。日本で失業しても飲み屋でくだを巻く程度だが、この「POSTAL」、アメリカが舞台ということもあり、マシンガンを連射するわ、爆弾投げるわのやりたい放題、したい放題なのである。

 ゲームは3Dクォータービュータイプのアクションゲーム。画面の雰囲気としては英Bullfrogのリアルタイム・シミュレーション「シンジケート」やORIGIN SYSTEMSのアクションゲーム「クルセイダー」をさらに殺伐としたといえばわかりやすいだろう。アメリカのダウンタウンをさらに過激にしたような街並みを舞台に、主人公は殺戮のみを目的に徘徊することになる。警察や一般人、そして逃げ惑う人々を、ただただ撃ち殺していく。このゲームは現実にアメリカであった事件を題材にしていることもあり、アメリカではかなりの話題を呼んだゲームなのだ。

 基本的には用意された16のレベルをクリアしていく面クリアタイプのアクションゲームだが、最近のゲームらしく通信対戦モードも用意されている。最大16人まで参加できるようなので、友達同士で喧嘩にならない程度に遊んでみてはいかがだろうか?

□マイクロマウスのホームページ
(1月9日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.micromouse.co.jp/
□「Running With Scissors」のホームページ(英文)
http://www.runningwithscissors.com/
□「POSTAL」のホームページ(英文)
http://www.runningwithscissors.com/postal.htm
□「POSTAL」体験版ダウンロードサイト(英文)
http://www.runningwithscissors.com/demo.htm

ページTOPへ


●今年も続々と「Star Wars」を題材にしたゲームが登場するゾ

Rebellion BOP
Star Wars Rebellion
Balance of Power
(c)1997 Lucasfilm Ltd. and LucasArts Entertainment Company. All rights reserved. Star Wars Rebellion, Star Wars, and the LucasArts logo are trademarks of Lucasfilm Ltd., used under authorization.
(c)1997 Lucas Licensing Ltd.and LucasArts Entertainment Company LLC. All rights reserved.Totally Games is a registered trademark of Totally Games.

and more Pictures(Star Wars Rebellion)

and more Pictures(Balance of Power)

 昨年は「スターウォーズ」3部作の特別編が上映されかなり盛り上がった1年だったが、ゲームに限って言えば、今年も「スターウォーズ」の勢いは衰えそうもなさそうだ。昨年年末にすでに発売され好評な、シューティングゲーム「X-Wing vs.TIE Fighter」の追加ミッション「Balance of Power」。そして2月には昨年話題を呼んだ3Dアクションゲーム「JEDI KNIGHT ~DARK FORCES II~」の追加ミッション集「Mysteries of the Sith」が発売予定だ。そして、なんといっても注目なのは、LucasArtsのStar Wars関連ゲーム初のストラテジー(戦略)タイプとなる「Star Wars Rebellion」が3月に発売を控えている。

 「Rebellion」は、「Star Wars」の映画第1作「A New Hope」で反乱軍がデス・スターを破壊した直後を舞台にしている。プレイヤーは反乱軍として銀河系に自由を取り戻すこともできるし、帝国軍として恐怖圧政を敷くことも可能となっている。ただし、それぞれゲームのクリア条件が異なり、たとえば反乱軍でプレイした場合、ダース・ベーダーを捕らえ、銀河皇帝を玉座から引きずり落とさなければならない。一方、帝国軍でプレイした場合、ルーク・スカイウォーカーとモン・モスマを捕らえ、反乱軍の本部を破壊することになる。
 ゲームシステムはリアルタイムシミュレーションとなっている。こちらがモタモタ考えている間にも、相手は着実に侵攻してくるわけだ。また、登場キャラクターのパラメータに、忠誠心が設定してあり、うまく信頼関係を結んでいかないと、裏切りや反乱にあったりする場合も出てくる。

 今回掲載されたゲームの画面写真を見てもわかる通り、見慣れたキャラクタがたくさん登場する。「Star Wars」の登場人物になりきって世界観を楽しめるゲームが、またひとつ我々を楽しませてくれそうだ。

□マイクロマウスのホームページ
http://www.micromouse.co.jp/
□Star Wars Rebellionの紹介ページ
http://www.micromouse.co.jp/lucas/rblion.htm
□LucasArtsのホームページ(英文)
http://www.lucasarts.com/menu.html
□Star Wars Rebellionの紹介ページ(英文)
http://www.lucasarts.com/static/rebellion/rebellion.htm
□「Balance of Power」の紹介ページ(英文)
http://www.lucasarts.com/static/xvt/xvtframes2.htm

ページTOPへ


●米Interactive Magicの超リアルフライトシミュレータ「iF-22 Raptor」他が発売

iF22 CAPITALISM
iF-22 Raptor
CAPITALISM
(C) 1997 Interactive Magic/Japan Evolution Interactive Co.,Ltd./GMF

and more Pictures(iF-22 Raptor)

and more Pictures(CAPITALISM)

 完成度が高いのと同時に、かなりハードなゲームを作ることで有名な米Interactive Magic。同社のゲーム、日本ではGMFが販売しているのだが、このほど新たに2作品が追加された。ひとつはビジネス界を舞台にした経営シミュレーションゲーム「CAPITALISM」。もうひとつは超美麗グラフィックが自慢のフライトシミュレーター「iF-22 Raptor」だ。

 「CAPITALISM」はかなりリアルな経営シミュレーションゲーム。ただ、鉄道会社やコンビニといった一業種だけをターゲットとしたものではなく、製造業、販売業、不動産業、自動車産業など、多種多様な業種の中から選ぶことができる。ゲーム進行は、業種によって違いはあるものの、新製品の開発や宣伝活動、株の売買や他社との合併などリアリティあふれるものとなっている。もちろん、暴動や疫病などの社会情勢、そして技術進化なども考慮して事業展開を進めなければ、失敗を繰り返すことに。
 もちろん舞台はアメリカやヨーロッパなど単一地域ではなく世界を相手にすることになる。また、マルチプレイヤーゲームも可能。たまにはシミュレーションゲーム、それも経営シミュレーションで対戦も面白いのではないだろうか。

 「iF-22 Raptor」は最新戦闘機“F-22”を題材としたフライトシミュレーター。プレイヤーはパイロットとして、バルカン半島、湾岸戦争、ウクライナ(旧ソ連邦)の3つの戦場を舞台に数々のミッションをこなすことになる。敵は、開発中の戦闘機から既に旧型機となったMig-23まで多数用意されている。
 このゲームではこれまでにないシステムとして、アメリカ軍が偵察衛星を使い集めた地表の衛星写真をそのまま使用するという「サテライト・システム」を採用している。つまり、衛星写真を元に地形データを作り、その上に衛星写真をテクスチャとして貼るというこのシステムを採用したことにより、現実の地形とゲーム内の地形が寸分違わないものとなっているのだ。
 年々進化するフライトシミュレータだが、ある意味その究極の形とも言える「iF-22 Raptor」。これまで「フライトシミュレータは難しい」と思い込み敬遠してきた人にこそ遊んでもらいたい一作だ。

□GMFの発売タイトル紹介ページ
http://www.ado.co.jp/GMF/index.htm
□「iF-22 Raptor」の紹介ページ
http://www.ado.co.jp/GMF/index.htm#iF
□Interactive Magicのホームページ(英文)
http://www.imagicgames.com/index.html
□「iF-22 Raptor」の紹介ページ(英文)
http://www.imagicgames.com/f22.dir/f22.html
□「CAPITALISM」の紹介ページ(英文)
http://www.imagicgames.com/cap.dir/cap.html

ページTOPへ


 これまでゲームのニュースを扱った「Weekend Summary」と、ゲームレビュー「Weekend Watch」の両コーナー共に金曜日に掲載してきましたが、'98年からはゲームレビューコーナーの掲載曜日を月曜日に変更いたします。「Weekend Watch」は「ゲームソフトインプレッション」とし、次回は1月19日に掲載の予定です。

[Reported by funatsu@impress.co.jp]



Weekend Summaryバックナンバー

('98/1/9)


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp