【調査協力】 | ヨドバシカメラ |
【調査期間】 | 11月27日~12月10日 |
デジタルカメラの普及と同時に人気が高まっているのがA6フォトプリンタ。ボーナスの使い道として購入を検討している人も少なくないだろう。ここでは、デジタルカメラ売れ筋ランキングでもおなじみのヨドバシカメラの協力を得て、最近2週間の売り上げデータから「今何が売れているのか」を調べてみた。
まず、1位は松下電器のNV-MPX1。販売台数では2位との差も大きく、ダントツで売れているという。このモデルはパソコンのパラレルポートに接続して印刷できるほか、PCMCIAType2のスロットを内蔵しているため、さまざな機種のデジタルカメラの画像を直接メモリカードから読み込んで印刷できるという特長がある(ただし、JPEG画像形式のデータのみ)。もちろん、コンパクトフラッシュやスマートメディアでも、アダプタを介せば読み込むことが可能。さらにビデオ入力からの印刷もできる。こうした汎用性と、画質の良さから全国的によく出ているという。
2位はオリンパスのP-300で、こちらはプリント最大解像度が306dpiと高いこと、そして画質の良さで人気があり、同社の141万画素デジタルカメラC-1400Lとセットで購入していく例が多いという。3位はソニーのDPP-M55。これは赤外線通信機能を内蔵しているのが特長で、同社の35万画素デジタルカメラCyberShotシリーズと直接通信して印刷できるほか、PCへの画像データの転送にも応用できることからCyberShotユーザーからの指名買いやセット購入の例が多いという。
4位はコダックのDPP-1-J。これは1位のNV-MPX1とほとんど同じ仕様のモデル。5位はカシオDP-8000で、やはり同社のデジタルカメラQVシリーズのユーザーに人気があるという。
販売台数で見れば、売れ筋は3位までに集中しており、現在は松下、オリンパス、ソニーの3強という状況。目的意識を持った購入者が多く、単に価格だけではなく、画質や機能を重視する傾向にあるようだ。
順位 | メーカー/機種名 | タイプ | 最大解像度 | 標準価格 |
---|---|---|---|---|
1 | 松下電器産業 NV-MPX1 | 昇華型 | 288dpi | 59,800円 |
2 | オリンパス P-300 | 昇華型 | 306dpi | 59,800円 |
3 | ソニー DPP-M55 | 昇華型 | 144dpi | 49,800円 |
4 |
コダック DPP-1-J | 昇華型 | 288dpi | 59,800円 |
5 | カシオ DP-8000 | 昇華型 | 446dpi | 43,000円 |
□マーケット情報一覧
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/market/i_market.htm
[Reported by PC Watch編集部]