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米Intel社は、11月7日に明らかとなったPentium/MMX対応Pentiumのバグについて、概要を発表した。また、OSベンダーと提携してソフトウェア的な対策をとることを明らかとした。
このバグは「ロック付CMPXCHG8B(コンペア アンド エクスチェンジ8バイト)」と名付けられたエラッタ(設計上の欠陥などによるエラー)で、特定の命令を実行した際にシステムが停止するもの、ハードウェア的な障害はないが、再起動が必要となる。また、この命令は通常のOSやアプリケーションには含まれないが、意図的に書くことは可能だ。
今回明らかにされた対策は、プロテクトモードを使用するOSにおいて、この例外命令が実行される前にトラップするもの。多数のOSベンダーが、その影響と対策概要を明らかにした。すでにBSDIやLinuxなど具体的な対策がとられているものもある。
□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□発表内容(和文)
http://www.intel.co.jp/jp/procs/pentium/ppiie/
□各OSベンダーの声明一覧
http://www.intel.co.jp/jp/procs/pentium/ppiie/software.htm
□米Intel社のホームページ
http://www.intel.com/
□発表内容(英文)
http://support.intel.com/support/processors/pentium/ppiie/index.htm
□参考記事
【11/12】インテル、Pentium/MMX Pentiumのバグの存在を確認、対策を検討
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971112/intel.htm
('97/11/17)
[Reported by date@impress.co.jp]