インテル株式会社は、先週末から海外のニュースサイトなどで報道されていたPentiumとMMX Pentiumのバグについて認め、対策を検討中であることを明らかにした。
今回のバグは、設計上の欠陥などによるエラーである「エラッタ」の1つで、特定の状況下で、特定の無効な命令を含んだプログラムを実行させると、CPUがハングアップするというもの。インテルでは「市販のソフトには問題となるプログラムは含まれず、ユーザーが故意に実行しない限り障害は起こらない」としており、CPUの交換や回収などは行なわないという。
ただし、「故意にプログラムを配布される危険性があるため、パッチの配布などの対策を検討している」という。
□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/procs/pentium/ppiie/index.htm
□米Intel社のホームページ
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://support.intel.com/support/processors/pentium/ppiie/index.htm
('97/11/12)
[Reported by seino@impress.co.jp]