【業界動向】

IBM、パソコン卸値を値下げ


 日本アイ・ビー・エム株式会社は、量販店などへのパソコンの卸値を12日までに約10~15%引き下げた。個人を中心に売れ行きが減速気味のためで企業向けは対象外。

 下げ幅はデスクトップ型で15%、ノート型で10%。これにより、店頭価格も主力商品で、デスク型が25万円、ノート型が30万円を切ることになりそうだ。

  値下げが可能になったのは、米Intel社がCPUを大幅に値下げしたため。

 日本電子工業振興協会によると、今年四~六月期の国内のパソコン出荷台数は前年同期比4%増にとどまるなどパソコン販売はやや鈍化しており、同社はてこ入れとして値下げが必要と判断した。

□日本アイ・ビー・エム株式会社のホームページ
(8月12日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.ibm.co.jp
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('97/8/12)

[Reported by date@impress.co.jp]


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