【本体】

銘木は部分的に使用
価格を抑えた「銘木液晶モニタ」も発売

　株式会社アスコは、マホガニーなどの銘木を外装に使用したパソコンの新シリーズ「Asuko Stylish」を発表、Macintosh互換のデスクトップ版やPC/AT互換のノート版、タワー型廉価版など11機種の受注を4月1日より開始した。

　今回発表された新製品は従来モデルとは異なり、銘木を使用した部品の採用部分をケース全体から、前面パネルなど一部に限定し、価格を抑えたもの。銘木としてはマホガニーを使用しており、本体色としてブラウンあるいはココアブラウンのモデルが選択できる。このほか、銘木使用のTFT液晶モニタの新製品として、12.1インチタイプ(358,000円)と14.5インチタイプ(498,000円)の2製品を発表している。両製品とも、従来装備していた回転台を省き、コストダウンを図った製品。

　なお、全製品とも受注生産となっており、3週間程度の納期が必要となっている。

●Macintosh互換タイプ
　「銘木パソコン」初のMacintosh互換製品。銘木が使用されているのは本体正面とキーボード部分など。ユーマックスジャパン製のMacintosh互換機をベースとしており、Apus 2000/166（Power PC 603e 160MHz、メモリ16MB）などを元にしたデスクトップタイプ2モデル(398,000円など)と、Pulsar 2000(Power PC 604e 200MHz、メモリ32MB)などを元にしたタワー型タイプ2モデル(698,000円など)が発表されている。

●ノートタイプ
　同じく「銘木パソコン」初のノート型製品。PC/AT互換機で、12.1インチ液晶モニタや、6倍速CD-ROMドライブを装備している。銘木が使用されているのは、アームレスト部分や液晶カバーなど。Pentium 133MHz、メモリ24MB搭載機種（498,000円）など2モデルが発売されており、MMX対応Pentium 166MHz搭載機種（予価698,000円)も近日中に発売される予定。重量3.7kg。

●廉価タイプ
　ミニタワータイプの銘木パソコン。前面パネルやキーボードなどに銘木が使用されている。Pentium 166MHz、メモリ16MB搭載機種(398,000円)のほか、MMX対応Pentium 166MHz搭載機種(448,000円)やPentiumPro 200MHz搭載機種など計3モデル。また、このほかにPentium 166MHz、メモリ16MB搭載のCRT一体型タイプ（298,000円）も発売されている。なお、ケース全体に銘木を使用した従来の「銘木パソコン」は880,000円などといった価格となっている。

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【1/31】アスコ、MMX対応銘木パソコンと、銘木液晶ディスプレイを発売
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970131/asuko.htm

('97/4/3)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]