近未来モバイルPCとして構想されたモックアップモデル。キーボードが収納、半開(逆ハの字)、全開と3通りに変化する。収納時は背広の内ポケットに入ることを想定している。黒いボディは現行Librettoのイメージからは離れている。
モバイル機器には「2000年を目指した」PHS携帯端末のモックアップをはじめ、3例
が展示された。
先日発表された「GENIO」よりもスリムなデザイン。ブースの担当者によれば「電話
として持つためには幅は狭くしたい」とのこと。通話はイヤホンマイク中心か。
他の2例は、試作機に近い状態で、液晶などもはめ込まれている。ほぼ同じコンセ
プトでデザイン競作だろう。
テキストデータを転送する実演を行なっていた携帯情報端末。京セラの「データスコープDS-110」に似ているが、こちらの方が一回り大きく、キーは使いやすい。単体で使うことを前提としており、カードモデム機能は備えていない。
実働モデルによる機能展示と、将来イメージのモックアップが並べて展示されていたが、両者間の大きさの違いはまだまだ大きい。
電話機や携帯情報端末用の超薄型バッテリー。黄色い部分がバッテリーで、その薄さがわかる。
昨日公開されたばかりの、スマートメディア(SSFDC)を3.5インチFDDで読む「フラッシュパス」も展示され、デジタルカメラの画像をFDD経由で送るデモンストレーションが行なわれていた。このアダプターは、スマートメディアを読めるパソコンの台数を一気に拡大するため、スマートメディア陣営にとっては大きな武器となるだろう。
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【3/5】東芝、スマートメディアをFDDで読み書きできるアダプタ「フラッシュパス」を出荷
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970304/ssfdc.htm
('97/3/4)
[Reporterd by date@impress.co.jp]