【周辺】

対応機種はAT互換機で、ドライバソフトを添付
転送速度は500kbps

東芝、スマートメディアをFDDで読み書きできるアダプタを出荷開始

Flash PATH '97年3月中旬サンプル出荷開始

サンプル価格:10,000円

連絡先:
株式会社東芝 Advanced-I事業本部
Tel.03-3457-4097

Flash PATH  株式会社東芝は、スマートメディアをFDDで読み書きできるアダプタ「FlashPATH」のサンプル出荷を開始する。対応機種はAT互換機のみで、PC-98シリーズやMacintoshには6月頃に対応する模様。サンプル出荷開始は3月中旬で、量産開始は5月上旬。サンプル価格は10,000円となっている。

 同製品は、米Fischer International Systems Corporationが開発したもの。東芝が供給を受けて出荷する。3.5インチのフロッピーディスクと同サイズの筐体にスマートメディアを挿入し、FDDに差し込むだけで読み書きができる。FDDのヘッドとは非接触でデータ転送を行うほか、ディスクを回転させる必要がない。電源はリチウムイオン2次電池「CR2016」を2個使用している。

 なお、利用にあたっては添付されるドライバソフトをインストールする必要がある。ドライバの対応OSは、Windows 3.1/95、DOS。FDDのインターフェイスを利用するため、データ転送速度は最大500kbpsとやや遅い。


【フラッシュパスの主な仕様】


□株式会社東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1997_03/pr_j0301.htm
□米Fischer International Systems Corporationのホームページ(英文)
http://www.fisc.com/
□「FlashPATH」のホームページ(英文)
http://www.fisc.com/store/flash.html

('97/3/4)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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