【周辺】

httpサーバも搭載
ダイアルアップ接続とLAN間接続を同時サポート

　セイコー電子工業株式会社は、IPアドレス変換機能により、端末型ダイアルアップ接続が可能なSOHO向けアクセスルータ「アクセスゲートウェイNS-2480」を発売。12月から出荷を開始する。同製品はftpゲートウェイ機能によって、ファイルダウンロードも確実に行なえるという。

　今回発表された製品はDSU未搭載の「NS-2480-20」（標準価格98,000円）とDSU内蔵モデルの「NS-2480-21」（標準価格118,000円）の2機種で、データ転送速度は64Kbps（ISDN回線）/128Kbps（LAN間接続）。httpサーバを搭載しているため、専用インストールソフトは不要で、パソコン上のブラウザから設定や状態確認が行なえる。

　また、フラッシュROMを搭載しているため、システムソフトウェアのリモートバージョンアップも可能である。

【アクセスゲートウェイNS-2480の主な特徴】

• 端末型ダイアルアップ接続を可能にするIPアドレス変換機能を搭載
• ftpゲートウェイ機能を搭載
• 端末型ダイアルアップ接続とLAN間接続を同時サポート
• 設定変更のみで専用線にも対応
• パソコン上のブラウザから操作が行なえるhttpサーバを搭載
• フラッシュROMを搭載

• 標準価格
  「NS-2480-20」（DSU未搭載）：98,000円
  「NS-2480-21」（DSU内蔵モデル）：118,000円
• LANインターフェイス：イーサネット 10BASE-T 1ポート
• WANプロトコル：PPP
• ルーティングプロトコル：スタティック、RIP
• 管理機能：SNMP
• セキュリティ：PAP/CHAP、発信者番号確認
• その他の機能：ヘッダ圧縮、パケットフィルタリング、リモートバージョンアップ、ダイナミックロードバランス
• 外形寸法：194（幅）×162（奥）×55（高）mm

('96/10/1)

[Reported by seino@impress.co.jp]