【周辺】

　ベイ・ネットワークス株式会社は、マルチリンクPPPに対応、データ圧縮機能により最大512Kbpsのデータ転送が可能な「ISDNリモートアクセスルータCLAM」を10月から発売する。標準価格は128,000円。これまでの代理店に加えて、量販店でも販売し、日本国内でのSOHO（Small Office, Home Office）市場へ参入する同社初の製品となる。今後同社では、米国で販売しているリモートアクセスサーバ製品を順次国内市場へ投入していく予定。

　【「ISDNリモートアクセスルータCLAM」のおもな仕様】

• アナログポート：なし。オプションで後付け可能。オプションは後から提供される予定。
• セキュリティ：RAP、CHAPを装備、認められたユーザー以外のアクセスを制限
• アップグレード対応：フラッシュメモリ搭載により、ソフトウェアアップグレードに対応
• 遠隔保守：SNMPネットワーク管理エージェント機能、Telnet機能対応
• ルーティング・プロトコル：IP RIP1、RIP2、IPX
• ブリッジング：IEEE 802.1d、スパニング・ツリー
• 代理応答プロトコル：Netware IPX/SPX、TCP/IP、Microsoft WINS、NetBIOS NameService over TCP/IP
• WANプロトコル：PPP、HDLC with Lempel-Ziv compression
• ルーティング性能：800pps（圧縮なし）
• 最大スループット：128Kbps（圧縮なし）、512Kbps（圧縮）
• サイズ／重量：138×131×39mm／300g
• 消費電力：15W

('96/9/17)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]