世界最大の写真機材の見本市である「フォトキナ'96」が、9月18日からドイツのケルンで開催されている。このショーは基本的にカメラやフィルムといった写真機材がメインだが、今回はデジタルフォト関連の製品が数多く展示され、デジタルフォト機材の見本市的な様相を深めてきている。
このフォトキナはケルンのライン川沿いにあるケルンメッセで開催されているもので、世界中から約1500社あまりが出展する大規模な見本市だ。会場は敷地面積が幕張メッセの4倍、展示面積でも3倍と実に広大。会場内にはホール間をバスが結んでおり、プレス関係者にはプレス専用タクシーまで用意されている(そうでもしないと、取材など無理だ)。
今回は、各社からデジタルカメラが続々と登場しており、このショーで発表された機種も多い。そこで第一弾として、今回のショーで発表されたデジタルカメラ関係の主な新製品を中心に紹介しよう。
なお、今回は以下のように実写レポートを別立てとした。
・フォトキナ'96会場レポート
・実写レポート in フォトキナ'96
結構よく写る超薄型カメラ「ニコン COOLPIX100」
おや? シャープだぞ!!「フジ DS-7」
おお、さすが81万画素!「オリンパス C-800L」
[Reported by 山田 久美夫 ]