ここのところ、Canon EOS DCS 3cを使って色々なレポートを書いているが、読者の方から「FUJIXのDS-505/515もレポートして欲しい!!」と何通かメールを頂いたので、編集部へ連絡して早速モノを借りてきた。8月はPC系のイベントも無く「何を撮ろうか!?」とあれこれ悩んだ結果、時期も時期なので仕事半分・遊び半分で湘南へ行って撮影した。
DS-505(定価110万円)とDS-515(定価140万円)の違いは連続撮影モードの違いであり、505はコマ送り速度"約1コマ/秒"に対して、515は"約3コマ/秒"(最大連続撮影コマ数7コマ)となっている。どちらも2/3インチ130万画素単板式CCDを搭載し、有効画素数1280×1000ドット、感度はISO相当で800/1600の切り替え式である。
EOS DCS 3cと比較した場合、DS-505の特徴は、
気になる点としては、
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すべて1,280×1,000(NORMALモード、JPEG 1/8圧縮)で撮影し、Photoshopを使ってレベル調整だけした画像をもとに、320×250/256色GIFファイルと640×500/1,677万色のJPEGファイルを作成した。また本来、"HI:非圧縮モード"か"FINE:1/4圧縮モード"で撮影した方が良いに決まっているが、枚数の関係から"NORMAL:1/8モード"で写したので少し画像が荒れている。使用レンズは、AF Zoom NIKKOR 35-70mm F2.8D。
朝早く、準備につく監視員 実は、湘南に到着したのは朝5:30am頃 |
お約束のショット 一緒に行った友人Tが声をかけた |
IDOのキャンペーン・ギャル
この他に"KOOL"(タバコ)のキャンペーン・ギャルもいた
もとデータ1280×1000の画像を640×500へ縮小
もとデータ1280×1000の画像の一部を640×500で表示
筆者はNikonのFシリーズを持っていないので比較しての写りを評価することはできないが、カメラ暦?十年のキャリアを持つマイクロソフトの古川会長は、このDS-505をかなり早い時期から愛用している。また、EOS DCS 3cではエリア・センサータイプ1CCDの宿命ともいえるモアレが出るが、DS-505では内部で特殊な処理をしているらしく何故かモアレは出ない。画像を見ても、EOS DCS 3cは"忠実に"、DS-505は"少し味付けぎみに"という感じがする。いずれにしてもこれは完全に個人の好みの問題なので、優劣をつけるポイントにはならないと思われる。前回も書いたが早くこのクラスがせめて50万円程度に下がって欲しいものだ。
FUJIX DS-505の詳細はこちらをご覧ください。
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