ViaVoice Pro USB ミレニアム 日本語版(左)とViaVoice ミレニアム for Macintosh(右) |
価格:
ViaVoice Pro USB ミレニアム 日本語版 18,000円
ViaVoice ミレニアム for Macintosh 12,000円
連絡先:ダイヤルIBM
Tel.0120-04-1992
「VoiceFriend ami」のコンセプトを説明するCG作家の原田大三郎氏 |
ViaVoice ミレニアム for Macintoshは、永らく要望があったMacintoshバージョンだが、今回発売されるバージョンは音声で文章入力ができるディクテーション機能のみに限定されており、音声でMacintoshを操作できるナビゲーション機能は現在開発中としている。音声で文章を入力するテキストエディタ“SpeakPad”で入力後、音声による命令でNetscape Communicator、Outlook Express、Word 8.0などのソフトにテキストを転送することができる。
同梱のヘッドセットマイクには、iMacカラーのパーツを取り替えることでカラーコーディネイトとすることが可能になっている。対応OSはMac OS 8.5.1、8.6、9でPowerPC G3 266MHz以上に対応。
「ViaVoice Pro USB ミレニアム 日本語版」は、USBアダプタ付きヘッドセットマイクを同梱したもの。ViaVoiceはSoundBlaster 16互換製品だが、同社によれば「市販されているPCのなかで、メーカーが互換と謳っているにもかかわらず正確には対応していない製品が数多くあり、そういったPCではViaVoiceを使用できなかった」という。また、USBアダプタに関しては従来からユーザーの要望が多いこともあり、今回同梱することになった。同社によればUSBを経由することで従来製品よりもノイズが低減し、認識率も向上するとしている。USBアダプタの単品販売については「現在検討中」としているが、従来のユーザーのためにもぜひ実現したいという。
USBアダプタの同梱以外のプログラム的な変更点はないが、同梱されるボーナスパックにVoiceATOK3が収録されるなど、一部機能がアップデイトされている。
また、音声入力を前提とした日記ソフト「VoiceFriend ami」の評価版も収録される。このソフトはCG作家の原田大三郎氏の協力により制作されているもので、PCと会話することで文章を入力していく。例えば、「今日の天気はどうですか?」といった質問に対して「晴れ」と答えることで入力されていく。また、ユーザーが新たに質問項目を設定することもできる。バックには写真家の桐島ローランド氏の写真や原田氏のCGが表示されるほか、ウィンドウも半透明になっており美しいインターフェイスも特徴。
今回評価版を収録し今年中にはパッケージとして販売したいとしてる。
「ViaVoice Pro USB ミレニアム 日本語版」のUSBアダプタ付きヘッドセットマイク | Macintosh版にはアタッチメントが付き、好きなカラーに変更できる |
ViaVoice Pro USB ミレニアム 日本語版のスクリーンショット | 「ViaVoice Pro USB ミレニアム」に同梱される“VoiceFriend ami”評価版 |
(2000年5月29日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]