5月26日より順次発売

標準価格：オープンプライス

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　松下電器産業株式会社は、ノートPCシリーズ「Let's Note シリーズ」のラインナップを一新した。全機種にシルバーとブルーのツートンカラーを採用、B5ノートなどに新たに「プライベートキー」などの新機能を導入したほか、トラックボールモデルが復活した。価格は全てオープンプライス。

●復活トラックボールの「CF-B5V/CF-B5R」

6月24日発売

店頭予想価格：
「CF-B5V」：25万円弱
「CF-B5R」：20万円台後半

トラックボールの直径は16mm

　「CF-B5V/CF-B5R」は、ポインティングデバイスに光学式トラックボールを採用したB5ノート。トラックボールのイメージが強かったLet's Noteだが、'98年後半頃からトラックボール搭載機が徐々に減り、同社の主だったラインナップからは消滅していた。熱心なユーザーにより、トラックボール復活を求める署名運動などが展開され、同社でもそうした「ユーザーからの声に応えて」今回のトラックボール採用に踏み切ったと説明している。

　液晶は10.4インチTFT（1,024×768ドット）を採用、モバイルCeleron 500MHz、HDD 10GBの「CF-B5V」と、モバイルPentium III 600MHz、HDD 20GBの「CF-B5R」の2機種が用意される。メモリはともに64MB（最大192MB）。OSはWindows 98 Second Edition。

　新たにセキュリティ強化のために「プライベートキー」機能を採用。独自形状のキーを本体のスロットに差し込むことで、OS起動時のユーザー認証や、PCを残したまま席を外すときのスクリーンセーバーロック、特定ファイルの保護などのセキュリティが実現される。「プライベートキー」自身はパスワード入力を代行しているだけなので、キーの抜き差しのほか、パスワード入力による、ロックの解除も可能となっている。

　PCカードスロットはType 2×2で、モデム、Ethernetと、携帯/PHS/エッジの通信に対応するワイヤレスコムポートを搭載する。バッテリー駆動時間はCF-B5Rが約3.5時間、CF-B5Vが約3時間。
　本体サイズは、255×204×33.4mm（幅×奥行き×高さ）、重量は約1.53kg。トラックボールの直径は16mm。また、「CF-B5」購入者の先着5,000名に緑／黄色のいずれかの替え玉トラックボールがプレゼントされる。

プライベートキー	キースロットは右側に	ボディ表面はシルバー

□製品情報
http://www.pc.panasonic.co.jp/pc/products/b5/index.html
□関連記事
【'98年9月28日】松下、CCD/携帯インターフェイスを搭載した1kgのA5ファイルサイズノート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980928/pana.htm

●B5ファイルサイズノート「CF-M2C/CF-M2R」

6月10日より順次発売

店頭予想価格：
「CF-M2C」：20万円台中盤
「CF-M2R」：30万円前後

　「CF-M2C/CF-M2R」は、B5ファイルサイズのオールインワンノートPC。モバイルCeleron 500MHz、HDD 10GBの「CF-M2C」が6月10日から、モバイルPentium III 600MHz、HDD 20GBに4/4/20倍速CD-R/RWドライブ搭載の「CF-M2R」が7月14日から発売される。OSはWindows 98 Second Edition。

　液晶に11.3インチTFT（1,024×768ドット）を採用、メモリは64MB（最大192MB）。Type 2のPCカードスロット×1とCFカードスロット×1を搭載。「プライベートキー」や、モデム、Ethernetとワイヤレスコムポートも搭載する。バッテリ駆動時間はCF-M2Cが約1.6時間、CF-M2Rが約1.7時間。
　本体サイズは272×217×33mm（幅×奥行き×高さ）と、CD-RWドライブの採用により全機種「CF-M1シリーズ」の厚さ29mmより、若干厚くなっている。重量はウェイトセーバー時で約1.57kg、CD-ROM搭載時（CF-M2C）で約1.75kg、CD-RW搭載時（CF-M2R）で約1.85kg。

□製品情報
http://www.pc.panasonic.co.jp/pc/products/m2/index.html

●厚さ24mmのA4オールインワンノート「CF-L1XA/CF-L1XS」

5月26日より順次発売

店頭予想価格：
「CF-L1XA」：20万円台後半
「CF-L1XS」：25万円前後

　13.3インチTFT（1.024×768ドット）液晶搭載のA4オールインワンノートPC。モバイルPentium III 450MHz搭載の「CF-L1XA」が5月26日から、モバイルCeleron 450MHz搭載の「CF-L1XS」が7月14日から発売される。

　ボディ下部にマグネシウム合金、上部にアルミニウム合金を採用し、キーボードは19mmのフルピッチキーボード。メモリは64MB（最大192MB）、HDDは10GBで24倍速CD-ROMを搭載する。PCカードスロットはType 2×1で、「L1XA」にはOffice 2000 Personalが付属、「L1XS」は100Base-TX対応Ethernetを内蔵する。バッテリ駆動時間は「L1XA」が約3.5時間、「L1XS」が約3時間。本体サイズは297×236.5×24～26.3mm（幅×奥行き×高さ）。重量は約1.97kg。

□製品情報
http://www.pc.panasonic.co.jp/pc/products/l1x/index.html

□松下電器産業のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn000523-2/jn000523-2.html

(2000年5月23日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]