毎年撮影してる気がする……筋肉ムキムキなリアルDuke様 |
期日:5月11~13日(現地時間)
会場:Los Angeles Convention Center
●ピカチュウカー 2000年モデル公開
'99年のE3に続き、今年もE3の会場にピカチューカーが登場した。今回登場したピカチューカーは両サイドにPokemon 2000の文字が踊り、前面に黒いカバーが掛けられている。また、ピカチューカーの後ろのドアを開けるとそこにはディスプレイが登場。つまり移動ゲーム宣伝カーとなるわけだ。で、NINTENDO64がどこにセットしてあるのかというと、トランクに縦置きになってセットされていた。
今回、「Pokemon Stadium 2」がプレイできたのだが、コントローラがセットされるやいなや、子供達がドット集まり我先にプレイしていた。う~ん、ポケモン人気爆裂。
ピカチュウカー 2000年モデル。基本的には変わりなし | トランクを開けるとそこにはディスプレイが隠されていた | トランクの裏にはN64が縦置きになっていた。そこにコントローラを接続すると簡易ゲームセンターに |
●まだまだ健在? E3でも「NUON」
1月にラスベガスで開催された2000 International CES会場で電撃的に公開された3DゲームもできるDVDプレーヤー「NUON」。正直な話「MYSTが遊べてもなぁ……」といった感想を持った人も多いはず(個人的にはそう思った)。どういったターゲットを狙っているのかイマイチつかめないこのプラットフォームだが、E3でもきちんと出展されており、その健在ぶりをアピールしていた。と言っても一応これからのハードなのだが。
E3でも、天版がアクリルになったリファレンスモデルが展示されており、内部を垣間見ることができた。このほかにもMOTOROLA製のワイヤレスキーボードを備えた得体の知れないマシンも展示されていた。時間の都合で質問はできなかったが、写真だけは撮ってきたので内部写真も含め公開する。
このほかにもNUON対応ソフトのパッケージが展示されていたのだが、大きさはDVDのパッケージと基本的に同じだ。ただし、ベースカラーが黄金色ということで、なかなかキてます。このほか、NUONのロゴを貼ったGRAVISのPC用ゲームパッド「Stinger」などいくつかのデバイスも出展。ちなみにゲームは実際にプレイすることができたのだが、筆者のプレイしたマリオカートに似た「Merlin Racing」というゲームは、正直、特に感動もないごくフツーのレースゲームだった。ソフトウェアとしてはエデュテイメント関連のソフトも予定されているようなので、そちらが本命かもしれない。
CESでも公開されたリファレンスモデル | MOTOROLAのロゴの入ったキーボードも眩しい | ……その内部写真 |
NUONのブース。ちゃんと商談ブースも用意されている | NUON対応と思われるGRAVISのPC用ゲームパッド「Stinger」 | パッケージは黄金色。いまさら「MYST」か? と思うが、「TEMPEST」はぜひ遊びたい |
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【1月12日】DVDベースの新型ゲーム機「NUON」、ついに製品化へ
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000112/nuon.htm
●大人気「スペースチャンネル5」
E3の開幕前日に開催されたパーティ会場にてULALA踊りまくり QuickTimeムービー |
ほかのE3レポートでも触れられているが、今年一番元気だったコンシューマゲーム機はDreamcastだ。SEGAブースとNINTENDOブースの人口密度を比較すると、SEGAはNINTENDOのほぼ倍の来場者を常に集めている状態だった。さらにさらに出展されているゲームのほとんどが「PC/Dreamcast」というものばかり。PCからDreamcastへの移植が簡単であるという理由からかもしれないが、これは侮れない雰囲気だ。
で、さらにSEGA人気に拍車を掛けていたのが「SPACE CHANNEL 5」だ。日本でも話題を呼んだ、音楽に合わせてタイミング良くボタン押すことで敵を倒すあのオトゲーだ。今回SEGAのパーティ会場やブースにはゲームの中に登場するキャラ“ULALA(うらら)”のモデルが登場。ゲームに登場するULALAに比べ圧倒的にナイスバディで、派手なダンスを踊りまくっていた。ブースに設置された巨大なステージでは一定時間ごとにSPACE CHANNEL 5ショーが行なわれており、もうその瞬間立錐の余地もないほど。「今日来たみなさんは運がいいわ。なぜって? ……フフフ、それはこれからSPACE CHANNEL 5のショーが始まるからよ!」というアメリカンなMCと共にショーはスタート。ULALAだけでなくモロ星人も登場するのだが、動きがメチャクチャ機敏で、ダンスもうまい。こういったとき写真を撮るのは日本人だけと思っていたが、外人さんもみぃ~んなビデオに撮ってました。
Tomb Raiderのララがこれまで圧倒的な人気を誇ってきたが、意外なところからライバル出現だ。
●乗り物大好きユーザーに朗報、クレーンコントローラ?
商品化を熱望する乗り物マニアは結構いるのでは? |
色々と変わった周辺機器が登場することでも知られているE3。今回紹介するのは別に特別なコントローラではないのだが、欲しい人にとってはもういても立ってもいられないほど欲しくなるものではないだろうか?
米国の巨大おもちゃメーカー「MATTEL」のブースで展示されていたものだが、ゲーム自体は子供用のエデュテイメントソフトで、工事現場で使われる乗り物を操作するソフトだ。コントロールは基本的にはキーボードで行なうようだが、ただキーをチョコチョコ打つだけじゃつまらない。で、用意されたのが、キーボードの上に置くコントローラもどきなのだ。
形がスティック上になっており、ほんとうにシャベルカーなどを操作しているような気分になってくる。コントローラーの色も黄色だし気分は現場監督だ。大人も十分楽しめそうなこのおもちゃ。ぜひ日本でも販売して欲しいが、どうか?
(2000年5月18日)
[Reported by funatsu@impresscojp]