株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は、3月4日から6日までのプレイステーション2の販売台数がプレイステーション発売時の約10倍に相当する98万台に達成したと発表した。
98万台の内訳は、既存のプレイステーション取扱店約7,900店とコンビニエンスストア約18,500店の合計約26,400店の売り上げが60万台、インターネットによる販売が2週間先の配達分まで含めて38万台。6日までの生産出荷台数は累計72万台としている。
なお、本体生産出荷が同梱のメモリーカードの部品不足により10日程度遅れているが、対応部品の増産により今月中に回復するという。プレイステーション2本体の累計出荷台数は3月15日には100万台、3月末までに140万台を越える見込み。また、別売りのメモリーカードも部品不足により出荷停止しているが、こちらも3月下旬から出荷を再開できるとしている。
なお、7日午前には秋葉原のLaOX ザ・コンピュータゲーム館などでプレイステーション2を相当数発売しており、店員も潤沢に流通しはじめたようだと語っていたが、午後には品切れとなっていた。なお、次回入荷は未定としている。
同時にプレイステーション2およびプレイステーション2用メモリーカードが「外国為替および外国貿易法」に基づく輸出規制品であるとして、許可なく海外へ持ち出さないよう呼びかけている。総価額が5万円までの場合を除き、許可なく国外へ持ち出した場合、法人に加え個人も処罰の対象となるほか、諸外国への入国に制限を受ける可能性があるとしている。
□SCEIのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.scei.co.jp/corp/pdf/000306.pdf
http://www.scei.co.jp/corp/pdf/000303.pdf
(2000年3月7日)
[Reported by taira@impress.co.jp]