4月21日 発売

標準価格：37,000円

連絡先：三洋テクノ・サウンド 営業推進部
　　　　　Tel. 072-870-4186

　三洋電機株式会社は、重さ58gの携帯音楽プレーヤー「SSP-PD7」を4月21日より発売する。価格は37,000円。

　本体は、表面にアルミパネルを張ったシルバーのボディカラーで、同社では「ジュエリーイメージ」デザインとしており、ネックレスのようにアクセサリーとして使用できるようにストラップも付属する。本体サイズは38.6×24.8×83.5mm（幅×奥行き×高さ）、重量は電池、録音メディア搭載時で58g。

　様々な圧縮フォーマットに対応できる「マルチデコードシステム」を採用しているのが特徴で、新しいフォーマットが出てきても、アプリケーションソフトのアップグレードで対応可能としている。現時点の対応フォーマットはMP3とAAC（MPEG-2/Advanced Audio Coding）のみだが、ATRAC3やWMAなど対応フォーマットを増やしていくとしている。
　また、リキッドオーディオの著作権保護技術「SP3」を採用。「SP3」を採用したプレーヤは世界初としている。

　録音メディアはマルチメディアカード（MMC）で、出荷時に32MBのメディアが付属する。電源は単4電池×1で、再生時間はアルカリ電池で5時間、付属の単4ニッケル水素電池で約4時間。本体に充電回路を内蔵しているので、付属のACアダプターを繋いで充電できる。

　PCとの接続、データのダウンロードはUSB経由で行なう。付属のソフトウェアはCDリッピング機能を搭載、圧縮形式はAACのみに対応する。対応OSはWindows 98でWindows 2000、Mac OSには後日対応するという。

本体上面に4ピンのUSB端子、とイヤホンジャック。ストラップホルダーもついている	本体右側面。ホールドボタンのみのシンプルなデザイン	本体左は再生ボタンやボリュームなど。再生／一時停止ボタンを押し続けると停止となっていた

背面もスッキリしている	MMCは電池カバーをあけないと取り出せない	100円玉との比較

2000 International CESで展示されたヘッドホン型の携帯音楽プレーヤー

　また、同社は1月の2000 International CESで「SSP-PD7」と共に参考出品していた、ヘッドホン型の携帯音楽プレーヤーも今年半ばに発売すると明らかにした。

　さらに、「SSP-PD7」の発売と同時にリキッドオーディオの配信技術を利用した音楽配信サービス「SOUND BOUTIQUE」を開設する。提供する楽曲は上田正樹などのナビゲータの推薦曲や、韓国、香港、インドネシアなどアジアの楽曲などにフォーカスを当てていくとしている。配信する楽曲の圧縮フォーマットはAACで、価格は1曲200円。

　なお、当初は、三洋電機ソフトウエアの運営するプロバイダ「SANNET」の会員のみに提供されるサービスとなり、一般公開は夏以降となる。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース（SSP-PD7）
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0003news-j/0301-2.html
□ニュースリリース（SOUND BOUTIQUE）
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0003news-j/0301-1.html
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～ カシオ、腕時計型デジカメ、MP3プレーヤーを展示 ～
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000107/ces03.htm

(2000年3月1日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]