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アイアクセス、名刺サイズのDVD、CD-R/ROMを販売

左から、30MB CD-ROM、30MB CD-R、50MB CD-ROM
2月22日発表

標準価格:CD-ROM 121円~
     DVD-ROM/CD-R 未定



 アイアクセス・ジャパン株式会社は、名刺サイズのDVDやCD-R、CD-ROMなど「アイアクセスカード」を発売する。容量はCD-ROM/Rが30/50MBの2種類、DVDは400MB。同社ではCD-ROMやDVDのプレスを請け負うほか、4~6月頃からCD-Rメディアの小売販売も行なう。価格はCD-ROMが121円~、DVDとCD-RはCD-ROMの倍程度としている。名刺サイズのメディアでCD-R、DVDが用意されるのは珍しい。

 アイアクセスカードは、米iAccess.comが開発、モールディング製法による一体成形を採用した。従来の名刺サイズCDとは異なり、プレスの終わったCDをカッティングするなどの行程が必要なく、低コストで製造できるとしている。本体サイズは、30MBタイプが57×79mm、50MBタイプが60×79mm。

 アイアクセスカードは、トレータイプのCD-ROM/DVD-ROMドライブでは回転速度に関わらず、問題なく読めるという。スロットインタイプのドライブでは、別途8cmCDアダプタ等を利用する事で読み取りが可能としている。

 なお、同社ではCD-Rメディア販売時に、名刺作成ソフトの開発を行ない、第1弾としてパソコン用ソフト、第2弾としてポストプリクラを狙ったアーケード用製品の販売も予定しているという。

安東修代表取締役会長
 同社の安東修代表取締役会長は、発表会で「個人の名刺をアイアクセスカードで作るほか、企業のURLなどをCD-ROMに収録したインターネットアクセスツールとして利用できる」と述べた。また、「当初は国内にプレス工場を持たないため、米iAccessにてプレスを行なうが、2年を目処に国内にもプレス工場を設置したい」とし、国内生産時には1枚100円を切る価格設定が可能になるという。

 なお、米国では既に出荷が開始されており、米SONYや、CITIBANKなどの大手企業への採用実績や、トレーディングカードとしての販売実績もあるという。また、同社では名刺型に加え、星形やハート形のアイアクセスカードも投入予定としている。

□アイアクセス・ジャパンのホームページ
http://www.iaccess.co.jp/

(2000年2月22日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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