昭和電工とHOYA、ハードディスクメディア関連事業の統合を中止
3月18日 発表
昭和電工株式会社とHOYA株式会社は18日、ハードディスクメディア関連事業の統合交渉を中止すると発表した。
両社は2008年9月30日に、ハードディスクメディア関連事業を統合した合弁会社を設立することで基本合意し、協議を継続してきた。しかし、基本合意締結後の急激な経済情勢の悪化および業界環境の変化などにより、合弁会社の設立が難しいと判断し、交渉の中止を決定した。
基本合意は3月29日をもって満了となり、統合準備などの具体作業は開始前であったため、交渉中止および合意の失効に伴う債権債務などは生じない。また、業績予測には事業統合を織り込んでいなかったため影響はないという。
昭和電工は2月17日に富士通からメディア製造事業を譲受することで合意している。
□昭和電工のホームページ
http://www.sdk.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.sdk.co.jp/aa/data/news/2009/1043.pdf
□HOYAのホームページ
http://www.hoya.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hoya.co.jp/japanese/news/latest/20090318.pdf
□関連記事
【2008年10月1日】昭和電工とHOYA、ハードディスクメディア関連事業を統合
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1001/sdkhoya.htm
【2月17日】富士通、HDD事業を東芝へ譲渡
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0217/fujitsu.htm
(2009年3月18日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]
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