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ソニー、地デジWチューナ搭載のTVサイドPC「VAIO TP1」
~「Giga Pocket」がデジタル対応で復活

VGX-TP1DQ/B

7月5日 発売

価格:オープンプライス



 ソニーは、円筒形のTVサイドPC「VAIO TP1」の新モデル2機種を7月5日より発売する。価格はオープンプライス。

●「Giga Pocket」がデジタル対応として復活

 新モデルでは、新たに開発した地上デジタルTVチューナ×2モジュールを搭載。従来機種では円筒形の地デジチューナ「VGF-DT1」をセットにしていたが、今回はTP1だけで地デジ環境を完結させた。

 TV用アプリケーションは独自開発した「Giga Pocket Digital」を搭載。視聴/録画の一般的な機能に加えて、映像のサムネールを並べて、任意のシーンからの再生や、スポーツ番組などの音声が盛り上がった部分を分析してダイジェスト再生ができる。録画データは、Blu-ray Disc(BD)メディアや、携帯機器(ケータイ電話/PSPなど)に書き出せる(ダビング10対応予定)。録画形式はMPEG-2 TSのみ。

 特徴的な機能として「VAIO Video Explorer」を継承する「カタログビュー」を搭載。TV番組の内容のメタデータを利用して、番組内で紹介された商品や店舗の情報の取得、その店舗データのおサイフケータイへの出力、番組内の特定コーナーを直接頭出しするなどの操作が行なえる。

 このほか、液晶TV「Bravia」との連係操作が可能な「ブラビアリンク」の強化や、XMB(クロスメディアバー)のUIを採用したホームネットワークソフト「VAIO Media Plus」を搭載などの機能向上が施された。

●上位モデルは黒い筐体

 上位モデルの「VGX-TP1DQ/B」は、本体色にブラックを採用。店頭予想価格は20万円前後の見込み。

 主な仕様は、CPUにCore 2 Duo T8100(2.10GHz)、メモリ2GB、HDD 500GB、チップセットにIntel PM965 Express、GPUにGeForce 8400M GT(256MB)、地デジチューナ×2、BDドライブ、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載する。

VGX-TP1D

 下位モデルの「VGX-TP1D」は、上記から本体色をホワイト、HDDを320GB、BDドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更し、店頭予想価格は15万円前後の見込み。

 インターフェイスはUSB 2.0×4、IEEE 1394、Ethernet、IEEE 802.11b/g無線LAN、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、SDカード/MMC/メモリースティック(PRO/デュオ)対応スロットなどを装備。付属のワイヤレスキーボードにタッチパッドとFeliCaポートを内蔵する。

 本体サイズは270×91mm(直径×高さ)、約3.5kg。専用リモコンが付属する。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2008/products_0625.html
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/TP4/
□関連記事
【1月29日】ソニー、「type A」、「TP1」にPenryn搭載
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0129/sony1.htm
【2007年1月24日】【本田】VAIOのWindows Vista対応が目指すもの
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0124/mobile362.htm

(2008年6月25日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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