ソニー、カラー/デザインにこだわった「VAIO type C」
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VAIO type C |
1月19日より順次発売
価格:オープンプライス
ソニーは、ノートPC「VAIO type C/S/F/N」を1月19日より発売する。価格はオープンプライス。
全モデルでOSにWindows Vista Home Premiumを搭載。筐体デザインは前モデルを継承する。
Webカメラ搭載モデルでは、Skype利用時に音声を認識し、会話中からブログで話題の単語を拾い上げて画面に表示する「VAIO topic Visualizer」を搭載。画面に表示された単語は、関連したキーワードも同時に表示され、ワンクリックで検索できる。
●新色を追加した「type C」
新色の「プレシャスゴールド」 |
VAIO type Cは、女性ユーザー層を意識した、クラッチバック風形状のノートPC。新モデルでは「エレガント」をキーワードに、カラーバリエーションに「プレシャスゴールド」を追加。CPUにCeleronを搭載した下位モデルは従来のラグジュアリーピンク、ブレイジングレッド、インディゴブルー、ピュアホワイトを含む5色展開となった。
下位モデルはCPUにCeleron 540(1.86GHz)、チップセットにIntel GL960 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(512MB×2/最大4GB)、HDD 160GB、IEEE 802.11b/g無線LANを搭載。店頭予想価格はピュアホワイトが155,000円前後の見込み。それ以外のカラーが16万円前後の見込み。
上位モデル「VGN-CR71B/W」は、CPUにCore 2 Duo T7250(2GHz)、チップセットにIntel PM965 Express、GPUにAMD ATI Mobility Radeon X2300(64MB)、メモリ1GB(1GB×1/最大4GB)、HDD 200GB、IEEE 802.11a/b/g無線LANを搭載し、店頭予想価格は185,000円前後の見込み。本体カラーはピュアホワイト。
全モデルで液晶は1,280×800ドット(WXGA)表示対応14.1型ワイド液晶、DVDスーパーマルチドライブ、Office Personal 2007を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、ExpressCard/34スロット、メモリースティック(PRO)/メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット、SDカード/MMC対応スロット、Ethernet、Bluetooth 2.0+EDR、モデム、FeliCaポート、131万画素Webカメラ、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はCeleron搭載モデルが約3時間、Core 2 Duo搭載モデルが約3.5時間。本体サイズは約335.1×249×21~38.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.49~2.5kg。
直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルでは、天板に革調のエッチングを施した「ピンクリザード」と「シルバーリザード」がカラーバリエーションに追加された。ピンクリザード、もしくはシルバーリザードを選択した場合の差額はプラス5,000円。
直販専用の「ピンクリザード」 | 直販専用の「シルバーリザード」 |
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/CR2/
●モバイルノートPC「type S」はPenryn搭載
VAIO type S |
「VAIO type S」は、13.3型WXGA液晶を搭載したモバイルノートPC。最上位モデルの「VGN-SZ75B/B」はCPUに“Penryn”ことCore 2 Duo T9300(2.5GHz)を搭載。このほかHDDを200GB、無線LANをIEEE 802.11a/b/g/nドラフト対応に変更するなど、基本スペックの強化が施された。
VGN-SZ75B/Bは、メモリ2GB(2GB×1)、HDD 200GBを搭載し、店頭予想価格は24万円前後の見込み。
中位モデル「VGN-SZ55B/B」はVGN-SZ75B/BからCPUをCore 2 Duo T7250、メモリ1GB(1GB×1/最大4GB)、HDD 160GB、無線LANをIEEE 802.11a/b/gに変更し、店頭予想価格は20万円前後の見込み。
Celeron 540を搭載した最廉価モデル「VGN-SZ35B/B」は、VGN-SZ55B/BからHDDを120GBに変更し、店頭予想価格は17万円前後の見込み。
全モデルでチップセットにIntel GM965 Express、GPUにNVIDIA GeForce 8400M GS、DVDスーパーマルチドライブ、Office Personal 2007を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×2、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット×1、ExpressCard/34スロット×1、メモリースティックデュオ(PROデュオ)スロット、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.0+EDR、モデム、131万画素Webカメラ、FeliCaポート、TPMセキュリティチップを備える。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はCore 2 Duo搭載モデルが約5.5時間(STAMINAモード使用)、Celeron搭載モデルが約4時間。本体サイズは約315×234.3×25.7~36.4mm(同)、重量は約1.98kg。
直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルでは、カーボン素材の天板に模様を施した「プレミアムデザイン」がBTOメニューに追加された。デザインはモードメッシュ、スマートグラデーション、トラディショナルチェック、エレガントフラワー、モダンドット(レッド)の5パターンが用意される。プレミアムデザインを選択した際の差額はプラス5,000円。
モードメッシュ | スマートグラデーション |
トラディショナルチェック | エレガントフラワー | モダンドット(レッド) |
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/SZ6/
●15.4型ワイド液晶搭載ノート「type F」
15.4型WXGA液晶を搭載したノートPC「VAIO type F」は計4モデルが発売される。全モデルでOffice Personal 2007をプリインストールする。
最上位モデル「VGN-FZ72B」では、Blu-ray Disc(BD)対応編集ソフトを従来の「Click to DVD BD」から「Click to Disc」に変更。BD-Jに対応し、映像や写真などを編集する際、JavaアプリをBDディスク内に同梱でき、対応プレーヤーなどでインタラクティブにコンテンツを楽しめる。Javaアプリは、日付ごとにまとめてカレンダー状に表示する「カレンダービュー」、現在再生中の映像の日付をチェックし、同日に撮影された写真や映像を小窓で再生する「シンクロ再生」などが用意される。
VGN-FZ72Bの店頭予想価格は25万円前後の見込み。主な仕様はCPUにCore 2 Duo T7500(2.20GHz)、チップセットにIntel PM965 Express、GPUにNVIDIA GeForce 8400M GT(256MB)、メモリ2GB(2GB×1/最大4GB)、HDD 200GB、BD-R/REドライブ、IEEE 802.11a/b/g/nドラフト対応無線LAN、HDMI出力を搭載。
CPUにCore 2 Duo T7250(2GHz)を搭載した最廉価モデル「VGN-FZ32B」の店頭予想価格は18万円前後の見込み。主な仕様はチップセットにIntel GM965 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(512MB×2/最大4GB)、HDD 160GB、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11a/b/g無線LANを搭載。
インターフェイスは共通で、USB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、ExpressCard/34スロット、メモリースティック(PRO)/メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット、SDカード/MMC対応スロット、Ethernet、Bluetooth 2.0+EDR、モデム、FeliCaポート、131万画素Webカメラ、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はVGN-FZ72Bが約2.5時間、VGN-FZ32Bが約4時間。本体サイズは約355.8×254.4×24.9~34.5mm(同)、重量は約2.7kg。
直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルでは、CPUにCore 2 Duo T9500(2.60GHz)/T9300/T8300(2.10GHz)などを選択可能。最小構成価格は99,800円から。
VGN-FZ72B | VGN-FZ32B |
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/FZ3/
●シンプルノート「type N」
VAIO type N |
15.4型WXGA液晶を搭載したシンプルなデザインのノートPC「VAIO type N」は計3モデルが発売される。
最上位モデル「VGN-NR71B」はCPUにCore 2 Duo T7250、チップセットにInte GM965 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(512MB×2/最大4GB)、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Office Personal 2007を搭載し、店頭予想価格は165,000円前後の見込み。
最廉価モデル「VGN-NR51」はCPUにCeleron 540、チップセットにIntel GL960 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(512MB×2/最大2GB)、IEEE 802.11b/g無線LANを搭載し、店頭予想価格は115,000円前後の見込み。
このほか全モデルでHDD 160GB、DVDスーパーマルチドライブを搭載。
インターフェイスは共通で、USB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)×1、ExpressCard/34スロット、メモリースティック(PRO)/メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット、SDカード/MMC対応スロット、Ethernet、モデム、FeliCaポート、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はVGN-NR71Bが約4時間、VGN-NR51が約3時間。本体サイズは約360×269.1×31.4~37.9mm(同)、重量は約2.9kg。
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/NR2/
●外付けDVDドライブやUSBドッキングステーションなど
このほか、ノートPC向け周辺機器を1月19日より順次発売する。
VGP-UDRW1 |
USB外付け型のDVDスーパーマルチドライブ「VGP-UDRW1」は1月19日発売。店頭予想価格は25,000円前後の見込み。
光学ドライブ非搭載ノートPC向けの製品。VAIO接続時はリカバリとブートに対応する。対応機種はVAIO type U/T/G/R。対応OSはWindows XP/Vista。
書き込み速度は、DVD±R/+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速、DVD±R DLが4倍速、CD-R/RWが24倍速。電源は付属のACアダプターを利用する。
本体サイズは約135.5×155×19mm(同)、重量は約440g。
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=29794
USBドッキングステーション「VGP-UPR1」は2月9日発売。店頭予想価格は25,000円前後の見込み。
ポートリプリケータが用意されないVAIOノート向けの、外部端子増設機器。USB接続によりDVI-D/ミニD-Sub15ピン(排他利用)、USB 2.0×4、Ethernet、音声入出力を増設可能。対応機種はVAIO type F/N/C。対応OSはWindows Vista。
本体サイズは約275×70×31.5mm(同)、重量は約470g。
VGP-UPR1 | インターフェイス |
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?PD=29796
VGP-WKB7 |
ワイヤレスキーボード「VGP-WKB7」は2月23日発売。店頭予想価格は16,000円前後の見込み。
2.4GHzデジタル無線方式を採用し、最大で10m離れて操作が可能。キートップはスクエアタイプで、爪が引っかかりにくい形状とした。キーボード右上部にバッテリ残量などを表示するLCDを備える。
電源は単3乾電池×2を使用。レシーバの接続方式はUSB。対応OSはWindows XP/Vista。対応機種は2008年春時点で発売中のVAIOノート。本体サイズは約454×128×31mm(同)、重量は約650g。
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=29798
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2008/products_0108.html
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【2007年9月3日】ソニー、女性向けに高級感を打ち出したパーソナルノートPC「VAIO type C」
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【2007年9月3日】ソニー、Santa Rosaベースになった「VAIO type S」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0903/sony4.htm
(2008年1月8日)
[Reported by ishid-to@impress.co.jp]