ソニー、ラインナップを強化した「VAIO type A/U/C」
9月25日より順次発売 価格:オープンプライス ソニーは、ノートPC「VAIO type A/U/C」のラインナップを強化し、9月25日より順次発売する。
●全モデルBD対応の「type A」 17型ワイド液晶を搭載したAVノートPC「VAIO type A」は、ラインナップを従来の2モデルから3モデルに拡充し、10月13日より発売する。価格はオープンプライス。 これまで下位モデルでは光学ドライブに±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを採用していたが、これを±R DL対応DVDスーパーマルチ/BD-ROMコンボドライブに変更し、BDソフトが利用可能となった。新たに追加された中位の「VGN-AR64DB」もBlu-ray Disc(BD)ドライブを搭載し、全モデルでBD対応となった。 このほか共通の強化点として、IEEE 802.11a/b/g/nドラフト対応無線LANを搭載。131万画素Webカメラは、人の顔の位置に応じて表示位置をウィンドウ中央に合わせる「フェイストラッキング機能」が搭載された。 最上位モデル「VGN-AR74DB」は、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応17型ワイドクリアブラック液晶、CPUにCore 2 Duo T7500(2.20GHz)、メモリ2GB(最大4GB)、GPUにNVIDIA GeForce 8600M GT、HDD 320GB(160GB×2)、BDドライブを搭載し、店頭予想価格は38万円前後の見込み。 中位モデルのVGN-AR64DBは、1,440×900ドット(WXGA+)表示対応17型ワイドクリアブラック液晶、CPUにCore 2 Duo T7250(2GHz)、メモリ1GB(最大4GB)、GPUにNVIDIA GeForce 8400M GT、HDD 200GB、BDドライブを搭載し、店頭予想価格は30万円前後の見込み。 下位モデルの「VGN-AR54DB」は、VGN-AR64DBから光学ドライブを±R DL対応DVDスーパーマルチ/BD-ROMコンボドライブに変更したモデル。店頭予想価格は27万円前後の見込み。 このほかの主な仕様は共通で、チップセットにIntel PM965 Express、地上デジタルTVチューナ、OSにWindows Vista Home Premium、Office Personal 2007を搭載。 インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット、ExpressCard/54スロット、メモリースティック(PRO)/メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット、SDカード/MMC対応スロット、IEEE 802.11a/b/g/nドラフト対応無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth 2.0+EDR、FeliCaポート、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、131万画素Webカメラ、S/PDIF出力(光丸型)、音声入出力などを備える。 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約1.5時間。本体サイズは約416×299.5×33.5~41.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量はVGN-AR74DBが約3.9kg、VGN-AR64DBとVGN-AR54DBが約3.8kg。 直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルは、CPU、メモリ、HDD、OSなどを選択可能。店頭販売モデルの搭載メモリは最大2GBだが、VAIO・OWNER・MADEモデルでは最大4GBまで搭載可能。また、BTOメニューに7,200rpmのHDDが追加された。最低受注価格は204,800円から。先行予約は10月1日13時より受付を開始する。 □製品情報
●CPU/HDDを強化した「type U」
4.5型ワイド液晶を搭載した超小型PC「VAIO type U」HDDモデル(VGN-UX72)は10月13日より発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19万円前後の見込み。OSはWindows Vista Home Premiumを搭載。 CPUを超低電圧版Core Solo U1400(1.20GHz)から超低電圧版Core 2 Solo U2100(1.06GHz)に、HDDを30GBから40GBに変更し、基本性能を強化。本体デザインや機能などは前 モデルを継承する。 そのほかの主な仕様は1,024×600ドット(WSVGA)表示対応4.5型ワイド液晶、チップセットにIntel 945GMS Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大値)、ワンセグチューナを搭載。 インターフェイスは、USB 2.0×1、メモリースティックデュオ(PROデュオ)対応スロット×1、CFスロット×1、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、指紋センサー、31万画素Webカメラ、131万画素Webカメラを備える。加えて、付属のスタンド兼用ポートリプリケータはUSB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、Ethernet、FeliCaリーダ、ミニD-Sub15ピン×1、AV出力ポートを備える。 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約3時間。本体サイズは約150.2×95×32.2~38.2mm(同)、重量は約532g。 直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルは、HDDモデル、SSDを搭載した<ゼロスピンドル>モデル共に、BTOメニューに超低電圧版Core 2 Solo U2200(1.20GHz)/U2100が選択可能となった。このほか、<ゼロスピンドル>モデルは搭載できるフラッシュメモリの選択肢に64GB/48GBが追加された。最低受注価格は154,800円から。先行予約は10月4日13時より受付を開始する。 □製品情報
●皮風デザインの「type C」
パーソナルユース向けノートPC「VAIO type C」は、直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルに新色「ブラウンリザード」を追加し、9月25日より受注を開始する。 天板はエッチングとUVコーティングを施し、茶色の皮風外観を採用。模様は角度や刻み具合などを変え、本物の皮のような表現とした。パームレストや液晶周囲のカラーをゴールドとし、高級感と「自分だけの特別な1台」を演出したという。 天板やカラーリング以外の仕様は、従来モデルと同じ。ブラウンリザードを選択した際の、他カラーとの価格差はプラス5,000円。
□製品情報 □ソニーのホームページ (2007年9月25日) [Reported by ishid-to@impress.co.jp]
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