Intel、45nmプロセスのプロセッサを正式発表11月11日(現地時間)発表
米Intelは11日(現地時間)、これまで「Penryn」のコードネームで呼ばれてきた45nmプロセスのプロセッサファミリを正式発表した。 ラインナップは、デスクトップ向けのCore 2 Extreme QX9650(3GHz)、サーバー/ワークステーション向けのXeon X5482(3.2GHz)などクアッドコア12モデルと、Xeon X5272(3.4GHz)などデュアルコア3モデルの計16モデル。1,000個ロット時のOEM向け価格はCore 2 Extreme QX9650が999ドルで、Xeonは177~1,279ドル。 同社の45nmプロセスは、ゲート絶縁膜にハフニウム系High-k材料を採用し、ゲート絶縁膜のリーク電流を1/10以下に削減するなど、製造面で抜本的な試みがなされている。 機能面では、マルチメディア向けに47の新命令を追加したSSE4のほか、従来より25~75%性能を改善したという拡張版のIntel Virtualization Technology、除算性能を約2倍に向上させる「Radix 16」、SSE関連の性能を向上させる128bitシャッフルユニットなどを搭載する。 FSBはCore 2 Extremeが1,333MHzで、Xeonは1,333MHzか1,600MHz(E5205のみ1,066MHz)。L2キャッシュはクアッドコアが12MB、デュアルコアは6MBを搭載する。 □Intelのホームページ(英文) (2007年11月12日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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