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NVIDIA、Crysisのデモ版を9月27日に公開
~10月6日にはゲーム大会を開催

イベント会場の様子

9月15日 開催



 NVIDIAは15日、ドスパラ秋葉原本店店頭でDirectX 10やSLIのメリットを紹介するイベントを開催した。

 イベントではまず、「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」がインストールされたPC 2台でデモを実施。いずれのPCにもGeForce 8600 GTSが搭載されていたが、片方はDirectX 9モード、もう片方はDirectX 10モードで動作させ、DirectX 10モードでは、ファー(毛)、モーションブラー、被写界深度の表現力が向上することを紹介した。

 また、同じゲーム設定でSLIの有無によってどれだけ性能に差が出るのかという点についても、その場で実際にベンチマークを行ない、SLIによってフレームレートが7割前後向上することを示した。

 加えて、SLI対応マザーボードでシステムを組めば、最初はビデオカードを2枚購入する必要や余裕がない場合も、後にビデオカードを増設することで、性能を向上させられるとした。

左がDirectX 9、右がDirectX 10モード。写真ではちょっとわかりにくいが右のモンスターは毛が生えている DirectX 10+SLIの組み合わせで、ロスト プラネットは50~80%性能が向上

 このほか、GeForce 8400 GS搭載PCでBlu-ray Discソフト(BDビデオ)を再生し、PureVideo HDによって、CPUでは追いつかないデコード処理を低負荷で実行できることを示した。

 イベントの最後には、9月18日よりSLIキャンペーンが行なわれることが発表された。その一環として、プロモーションサイト「SLI Zone」を通じて9月27日にDirectX 10対応のキラータイトルである「Crysis」のデモ版を公開。また、10月6日に開催予定のゲーム大会の参加者を募集するほか、11月以降、SLI Clubメンバーの応募受け付けを開始する。

 ゲーム大会の詳細は、今後同サイトで発表されるが、優勝者には特別ケースを採用した50万円相当のハイエンドPCが贈られる。

BDビデオのデコードはCPUのみ(グラフの青)では負荷が100%を超え、コマ落ちする場合があるが、PureVideo HDを搭載したカードなら負荷を10%前後に抑えられ、スムーズな再生が可能となる SLI Zoneで9月27日からCrysisのデモ版が公開。公開日が正式に発表されたのはこの場が初と思われる

□NVIDIAのホームページ
http://www.nvidia.co.jp/
□SLI Zone
http://jp.slizone.com/
□関連記事
【8月10日】カプコン、“DX10の神髄を発揮する”ロスト プラネットアップデート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0810/capcom.htm

(2007年9月16日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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