GIGABYTE、ソフトウェアで電圧などを制御できる電源ユニット
9月5日 発売 価格:オープンプライス マスターシード株式会社は、台湾GIGABYTE Technology製のATX電源ユニット「Odin(オーディン) GT」を9月5日に発売する。価格はオープンプライス。 ソフトウェア上で状態監視や制御が可能な電源。PCとUSBケーブルで接続し、Windows対応の付属ソフトウェア「P-Tuner」で、電圧やシステムの温度などを監視できるほか、内蔵ファン/外部ケースファンの回転数、電源ラインの電圧/電流などをリアルタイムに制御できる。 また、オプションのアナログ式外付けメーター「Gauge(ゲージ)」を接続することで、P-Tunerで監視中のシステム消費電力、電源ユニットの温度、電源ファンのスピードなどを表示することができ、ゲーム中などでもシステムの状況を把握できるという。Gaugeは近日発売予定とされている。 このほか、力率を改善するアクティブPFC機能、利用するケーブルだけ接続して利用することでエアフローを改善させるケーブルマネジメント機能、14cm角LED付きファンなどを備える。コンデンサは日本製で、信頼性を向上させた。容量別で2モデルを用意する。 800Wモデルの「GE-S800A-D1」の各ラインの出力は、+12V1/2が各18A、+12V3/4が各25A、+3.3Vが30A、+5Vが28A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。店頭予想価格は28,800円前後の見込み。 550Wモデルの「GE-S550A-D1」の各ラインの出力は、+12V1/2/3/4が各18A、+3.3Vが30A、+5Vが28A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。店頭予想価格は17,800円前後の見込み。 本体サイズは150×160×86mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.5kg。 本製品は、2007年のCOUPUTEXでも展示されていて、7月発売とされていたが、9月に発売されることとなった。なお、海外サイトの製品情報では、680Wモデルがラインナップされているほか、ソフトウェア制御機能を省いたモデルも用意されている。
□マスターシードのホームページ (2007年9月4日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|