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自作PC市場は高成長を維持、Core 2のシェアは5割超
~BCN調べ

8月10日 発表



 株式会社BCNは10日、ランキングデータをもとに自作PC関連パーツの販売動向を発表した。公開されたデータは2007年2月~7月の6カ月間のもの。これによると、メーカー製デスクトップPCの出荷台数が減少するのとは対照的に、自作パーツは高い成長率を維持している。

 主要パーツのCPU、マザーボード、電源、ケースが、台数ベース/金額ベースのいずれも軒並み前年を超える成長率を記録。7月のデータでは、デスクトップPCが台数/金額で前年比80%前後なのに対し、自作パーツは同130%以上の台数、同140%以上の金額となっている。

台数ベースでの自作PC主要パーツとデスクトップPCの伸び率
(出典:BCN)
金額ベースでの自作PC主要パーツとデスクトップPCの伸び率
(出典:BCN)

 このほか、CPU主力アイテムの台数シェア、電源の容量分布などのデータも公開。CPUではCore 2シリーズが強く、6カ月の間、5割以上のシェアを保っている。2番手はAthlon 64シリーズで、4月の価格改定以降は25%前後で推移している。Pentium 4は徐々に後退し、替わって6月から市場投入されたPentium Dual-Coreが3.4%~3.9%のシェアとなった。

 電源容量のデータからは、主流が400~500W、500~600Wがいずれも40%前後の構成比に移行しており、大容量化が進んでいることが分かる。

CPUの「主力アイテム」台数シェア
(出典:BCN)
電源ユニットの容量別分布
(出典:BCN)
マザーボードのフォームファクタとRAID搭載比率
(出典:BCN)
ケースの電源の有無とミドルタワーの比率
(出典:BCN)

□BCNのホームページ
http://www.bcn.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://ranking.computernews.com/marketview/newsimages/2007_08_10.pdf
□関連記事
【2006年12月20日】「PC市場の3割はナショナルブランド以外」、BCN調査
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1220/bcn.htm
【2006年3月13日】デスクトップ市場の4割は自作、BCN調べ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0313/bcn.htm

(2007年8月10日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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