ソフマップ、収益向上を目指す経営計画「Sofmap2010」4月25日 発表 株式会社ソフマップは25日、2007年度から2010年度の4年間の中期経営計画「Sofmap2010」を発表した。 ソフマップは2006年2月にビックカメラと資本/業務提携を開始して以来、販売力の強化、収益力の向上、および財務体質の改善に取り組んできた。しかし今後、ソフマップのポジションを向上させなければ、成長と生き残りが難しいと判断し、経営計画を策定するに至った。 計画は、「PC・デジタル専門店としての先進性を前面に押し出すと共に、ビックカメラとのシナジー効果を最大限発揮することで、2010年度中期経営目標として単体売上高1,200億円、経常利益30億円(利益率2.5%)、株主資本比率35%以上の達成を目指す」としている。 具体的な戦略は下記の通り(括弧内は2006年度対2010年度) 1)営業面積3,000平方mの大型総合専門店と、1,000平方mの中型専門店を2007年下期から、年に1店舗、中期で4~5店舗の新規出店による秋葉原エリア売上高の増大(267億円→400億円) 2)ビックカメラ店舗の買取センターの展開強化、リユース市場のシェア拡大による売上高拡大(210億円→250億円) 3)携帯電話やその他ネットワークからの取引を可能にするほか、生活家電販売の強化、納期短縮化などのサービス向上によるeコマース事業の拡大(112億円→200億円) 4)PC/デジタルカメラなどの主力商品におけるビックカメラとの提携、コールセンター/修理サービス部門の連携、ビックカメラとの人材交流などによるシナジー効果の拡大(経費率:売り上げ比1.0%削減) 5)新製品/中古商品/アウトレット商品などの品揃えや多様なサービスの推進、ショッピングのエンターテイメント性の向上、サポートの向上やユーザー層の拡大によるソフマップカード会員数の拡大(430万人→650万人) □ソフマップのホームページ (2007年4月25日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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