写真で見る「エプソンダイレクト Endeavor NA102」
発売中 エプソンダイレクトの「Endeavor NA102」はCPUにCore Duoを搭載可能な、最軽量時約1.1kg(光学ドライブ非搭載時)のモバイルノートPCだ。 シルバー/ブラックの通常モデルと、ホワイトの「White Edition」の2モデルがラインナップされているが、今回は通常モデルを試用した。 筐体デザインや仕様などは前モデルのNA101から継承したため、外観からではわかりにくいが、熱拡散シートの設置や、ヒートシンクの変更、ファンコントロールの設定変更など、Core Duo搭載にあわせた改良がなされている。
試用機は超低電圧版Core Duo U2500(1.2GHz)を搭載していたため、室内使用時におけるNA102の表面温度について、簡単な計測を行なった。 このときの室内温度は24度、スタート時の表面温度は28.1度。ソフトにはFinal Fantasy XI Official Benchmark 3(High)を利用し、ACアダプタを接続して8時間連続駆動させ、温度を計測したところ、キーボード部は33.1度、底面は36.3度となった。
●ベンチマークテスト この試用機を用いて、ベンチマークテストを行なった。ソフトはPCMark05、Final Fantasy XI Official Benchmark 2の2つを利用した。 【お詫びと訂正】初出時、ベンチマーク計測ソフトにHDBENCHを使用しておりましたが、Windows Vista上では正確な数値が計測できないため、該当データを削除いたしました。お詫びして訂正いたします。 試用機の主な仕様はCPUに超低電圧版Core Duo U2500(1.2GHz)、メモリ1GB、チップセットにIntel 945GMS Express(ビデオ機能内蔵)、HDD 100GB、CD-RW/DVD-ROMコンボドライブ、OSにWindows Vista Businessを搭載。この構成の場合、2月1日現在の受注価格は184,380円(キャンペーン価格。キャンペーン非適用時は189,630円)となる。 搭載CPUが超低電圧版Core Duo U2500であること、5,400rpmのHDDを使用していることなど、HothotレビューでテストしたNA101に比べ性能の高いものを積んでいるため、PCMark05の数値は高い。GPUを搭載したほうが有利とされるVistaにおいては、チップセット内蔵のビデオ機能がボトルネックとなり、逆にFFBenchの数値が低くなっている。 Vista世代のCore Duo搭載モバイルノートとしては、Windows AeroやFlip 3Dを快適使用するにはやや心もとないが、ビジネス用途であれば、メモリを十分積めばハイパフォーマンスなノートとして利用できるだろう。
□エプソンダイレクトのホームページ (2007年2月5日) [Reported by ishid-to@impress.co.jp]
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