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第3四半期のPC出荷はVista待ちの買い控えで2.6%減少
~IDC Japan調べ

12月19日 発表



 IDC Japan株式会社は19日、2006年第3四半期(7~9月期)のPC出荷実績を発表した。これによると、出荷台数は354万台で前年同期比で2.6%減少。Windows Vistaの発売を控え、買い控えが進んだ結果と分析している。

 家庭市場では前年同期比7%の減少。需要が薄型TVに流れていることや、Vistaを待つ買い控えが影響したとしている。ビジネス市場においては、同0.1%減と前年並みをキープした。

 ベンダー別では、第2四半期に3位になっていた富士通が2位に復帰。2位だったデルは3位となったが、前年同期比20.6%増で2期連続の2桁成長となった。このほか、日本ヒューレット・パッカードが直前期の6位から5位に浮上。一方、同5位だったソニーが圏外の6位となった。首位はNECで変わらず。

 第4四半期は、さらにVista待ちが進むとみられている。

国内PC出荷台数トップ5ベンダーシェア、前年成長率
Source:IDC Japan, 12/2006

□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
□関連記事
【12月6日】BCN、2006年末のPC市場は「Vista待ちの買い控えが深刻」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1206/bcn.htm
【8月2日】第2四半期の国内PCシェアはデルが2位に上昇
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0802/idc.htm

(2006年12月19日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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