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ナカバヤシグループ、2006年夏以降の新製品を公開
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7月6日 開催
ロアス株式会社や株式会社ミヨシなどナカバヤシグループ5社は、都内で商談会「2006年夏 新製品発表会」を開催し、未発表のUSB機器や開発中の製品などを公開した。入場は招待者のみで、一般には公開されていない。
ロアスは、業界初とする首振り機能付きUSB扇風機や、ハローキティのキャラクターをあしらったUSB機器のほか、マウスやSkype用ハンドセット、Webカメラなどを公開した。
新製品の傾向として、キーボードなどにコーティングを施すことで高級感を演出するなど、高価格帯への進出が見られたほか、多くの製品がRoHS指令に対応し、環境に配慮することで企業での利用を促進していくという。
また、ミヨシは、2.4GHz帯を利用したトラックボール付きワイヤレスキーボードや、電話機とPCを接続して通話内容を記録するアダプターなどを公開した。
●トラックボール付きワイヤレスキーボード
トラックボール付きワイヤレスキーボード |
2.4GHz帯を利用し、最大10mの通信距離を謳うトラックボール付きキーボード。キーボードの右上にトラックボールを、左上に左右クリックを、上部には10個のホットキーを備える。キーはパンタグラフ式を採用。
電源は単3電池3本で、アルカリ電池で最大325時間動作するとしている。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP/MCE。レシーバーの接続インターフェイスはUSB。本体サイズは178×326×27.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は490g。
●ひと工夫プラスされたUSB機器
ロアスのブースで展示されていたUSB機器は、これまでの製品に機能を追加したり、キャラクターを利用するなど、ひと工夫された製品が目立った。
USB扇風機には、業界初という首振り機能が追加された。USB扇風機はクールビズの流行以来、好調に売れている製品で、首振り機能への高い要望に応えたという。店頭予想価格は1,880円で、7月中旬発売予定。
ハローキティのキャラクターをあしらったUSB機器は現在開発中で、ひざかけやレッグウォーマーなどを秋口に、扇風機などを2007年の春から夏にかけて発売する予定。
「Quatro Cube」はルービックキューブ風にポート部が回転するUSB Hub。本体中央部はスライドし、長方形に形を整えることができる。
このほか、高価格帯向けのキーボードやテンキー、Skype用のWebカメラとヘッドセットのセット、Skype用ハンドセット、RoHS指令対応のマウスなどが展示された。
参考出品として、USBでPCと接続し、PCのアプリケーションと連携してミサイルを飛ばすガジェットが展示された。電源として乾電池を利用する。同社では、今後こういったガジェットも開発していくという。
ミサイル発射台 | 発射台を操作するアプリケーション |
●電話の通話内容をPCで記録するアダプタ
VoiceEye |
「VoiceEye」は電話とPCを接続し、PCで通話内容を録音できるようにするデバイス。オーディオチップを搭載し、PCにサウンドカードがなくても録音/再生が可能。アナログ電話/デジタル電話の両方に対応し、参考価格は29,800円。
通話時にワンタッチで録音を開始できる機能や、受話器を取ると自動で録音を開始する機能を備える。PCとの接続インターフェイスはUSB。
□LOASのホームページ
http://www.loas.co.jp/
□ミヨシのホームページ
http://www.mco.co.jp/
□関連記事
【2月16日】ロアス、未発表のUSB関連製品を多数公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0216/loas.htm
(2006年7月6日)
[Reported by matuyama@impress.co.jp]