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Dialogue、可動型ディスプレイ搭載モバイルノート
~3.5Gデータ通信機能搭載機も

「FlyBook V33i」

6月20日より順次発売



 台湾Dialogue Technologyは14日(日本時間)、世界初となる可動型ディスプレイ搭載モバイルノートPC「FlyBook VM」と同じく初の3.5Gデータ通信機能搭載モバイルノートPC「同V33i」を日本市場向けに販売開始すると発表した。

 FlyBookシリーズは、ヨーロッパ市場で人気なノートPCで、性能面だけでなくデザインにもこだわっている。イタリアではベストブランドとして認知されており、ファッションアイテムとしても注目を集めているという。新製品もファッション性に重視し、本体色にV33iではレッド/ブラック、VMではシルバー/ブラック/レッドを用意している。

 2004年第4四半期販売以来、販売台数は年間2桁の成長率を示しており、1,600ドル以上の価格帯のノートPCで売り上げナンバーワンを獲得したとしている。

●VM

 VMは、世界初の可動型ディスプレイを搭載した2スピンドルモバイルノートPC。発売は6月20日で、価格は216,000円から。

 本体側とヒンジ側それぞれにヒンジを備え、その間の接続部は伸縮可能になっており、角度を保ったままディスプレイを手前に引くことができる。飛行機のエコノミーシートなどの狭い環境での操作性を向上させた。

VMはヒンジを2個搭載し、ディスプレイの位置を調節できる 本体背面 本体を閉じたところ

 同機は3月に開かれたIDFで「Montevallo」と呼ばれるコンセプトモデルに採用されており、Intelとの共同開発により実現した。海外出張の多いビジネスユーザーをターゲットにしている。

 主な仕様は、CPUにCore Duo L2400(1.66GHz)、メモリ512MB~2GB、Intel 945GM Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、30GB/60GB HDD、1,280×768ドット表示対応12.1型ワイド液晶、光学ドライブにDVD-RWドライブ、DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ、DVD-ROMドライブ、OSにWindows XP Pro/Homeなどを搭載する。

 インターフェイスは、ExpressCardスロット×1、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11 a/b/g対応無線LAN、Bluetooth 2.0、指紋センサー、Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリは3セルリチウムイオン。本体サイズは292×222×25.8(最薄部)mm(同)、重量は1.64kg。

発表会場で展示されていたVM 本体天板。中央の伸縮可能部は盛り上がってる 本体左側面のインターフェイス類
本体右側に光学ドライブを装備 伸縮部を最大に伸ばしたところ 同背面
ディスプレイを少し前にずらした 機内の中でも快適にタイピングできる
指紋センサーをタッチパッドの下部に装備 イエローのカラーバリエーション レッドモデル

●V33i

 V33iは、世界で初めて3.5Gの携帯電話による無線通信に対応した1スピンドルモバイルノートPC。発売は7月4日で、価格は268,800円から。

ディスプレイは回転可能

 本体側面にSIMスロットを備え、カードを差し込むことでデータ通信が行なえる。対応規格はHSDPA/UMTS/EDGE/GPRS/GSMだが、6月14日現在、国内で対応を謳うキャリアはない。

 本体サイズは235×155×31mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.23kgと、モバイルでの利用に最適としている。また、3.5Gデータ通信に加え、IEEE 802.11b/g対応無線LAN、Bluetooth 1.2、Ethernet、56Kモデムを備え、データ通信手段を充実させた。

 ポインティングデバイスは、両手で持ったときに親指でカーソルが操作できるように、キーボード上部にトラックポイントとクリックボタンを配置。加えて、感圧式タッチパネルおよび回転ヒンジを備え、スクリーンを回転させて、タブレットPCとしても利用できる。

 主な仕様は、CPUに超低電圧版Pentium M 753(1.2GHz)/773(1.3GHz)、メモリ512MB(最大1GB)、ATI RC410+RS450チップセット(ビデオ機能内蔵)、40GB/60GB HDD、1,024×600ドット表示対応8.9型ワイド液晶、OSにWindows XP Professonal/Home Editionなどを搭載する。

 インターフェイスはType2 PCカードスロット、USB 2.0×2、IEEE 1394×2、TV出力、音声入出力などを備える。バッテリは3セルリチウムイオン。

発表会場で展示されていたV33i 本体天板 本体左側面にSIMカードスロットを搭載
本体背面のインターフェイス類 キーピッチは意外と余裕があり、打ちやすい

●「究極のモビリティを」

ジャック・リー氏

 14日に都内で開かれた発表会では、台湾本社 最高経営責任者 ジャック・リー(Jack Lee)氏が製品開発の背景などについて紹介した。

 同氏は、「究極のモバイルノートPCは、いつでもどこでもPCの機能がフルに使え、あらゆる通信機能を搭載し、パーソナルでもビジネスでも共通して使えるデザインでなければならない。そのためには、多様なユーザーインターフェイス、小型化、PCとしてのアーキテクチャ、標準的なディスプレイ/OS/キーボードなどを備えるのが前提」と述べ、FlyBookの開発コンセプトを紹介。

 また、V33iに搭載される3.5Gデータ通信機能については、「無線WAN市場は今後急速に発展すると見込んでおり、他社に先駆けて3.5Gを採用したことは大きなアドバンテージとなる。今後はキャリアとの協力関係を築き、FlyBookの普及を目指したい」と語った。

「究極のモビリティ」 いつでもどこでも使えるPC 3Gデータ通信のマーケット規模の成長
モバイルインフラの推移 3.5G対応予定のキャリア 世界各地の営業拠点。「今後日本に大きな赤点が付けられる」とリー氏

 一方ノートPCとしての基本性能についても、「小型化技術、無線LANの接続品質の改善、パフォーマンスと熱のバランス、パワーマネジメント、デザインなどについても積極的に取り組んでおり、モバイルに最適な製品を提供できた」とアピールした。

 今後の同社の展開についてリー氏は、「同社は世界各国にマーケティングおよびセールスを行なう拠点が存在するが、今後はアジアを中心に展開するため、日本法人(ダイアローグ・ジャパン)を新たに設立する。世界と日本で生まれたアイディアを、製品に取り入れていきたい」と語った。

 発表会では、プレゼンテーションのほか、FlyBookコンセプトのファッションショーも披露され、ファッションとしてのデザイン性をアピールした。

イエローのカラーバリエーションモデルは黄色の服装にマッチし、ファッション性をアピール ホワイトモデル レッドモデル

□ダイアローグのホームページ
http://www.flybook.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.flybook.co.jp/news/
□製品情報
【2005年10月28日】WPC EXPO会場レポート【1/2/3ホール編】
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1027/wpc02.htm
【3月11日】【IDF】【展示会場レポート】次世代モバイルプラットフォームのコンセプトモデルを展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0311/idf08.htm

(2006年6月15日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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