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ATI、CrossFireで物理演算が可能に
~非対称構成にも対応

Radeon X1900 XTX

6月8日(現地時間) 発表



 加ATI Technologiesは6日(現地時間)、同社のマルチGPU技術「CrossFire」上で、物理演算のシミュレーションが可能になると発表した。

 これは複数のGPU環境の場合、1台を物理シミュレーション演算に割り当てることで、ゲーム性能の向上および環境や物理現象などのリアリティ向上を図るもの。AGEIAの物理演算専用プロセッサ「PhysX」などとアプローチが似ている。

 CrossFireで物理演算を行なう場合の最大の特徴は、非対称構成にも対応している点で、2枚のうち1枚をグラフィックス演算、もう1枚を物理演算に割り当てられるほか、3枚構成でうち2枚をグラフィックス演算、残り1枚を物理演算に割り当てることもできる。加えて、物理演算に割り当てるGPUはハイエンド向けのものからメインストリーム向けのものまでを自由に選択できる。

 最上位のRadeon X1900 XTXは360Gflopsもの演算能力を持っており、2万~3万のオブジェクトをシミュレートすることができるという。同社は2005年10月のRadeon X1000シリーズ発表会の時に、物理演算をGPUで行なう構想を明らかにしていたほか、NVIDIAもGeForce 7900発表時に、GPUパワーを使い物理演算を行なうデモを公開した。

 ATIは同日、Havokとの協業も発表。これにより、Havokの物理演算技術「Havok FX」を利用したゲームもATIのGPU上で動作できるようになるとしている。

□ATI Technologiesのホームページ(英文)
http://www.ati.com/
□関連記事
【4月12日】【海外】物理シミュレーションで現実化し始めたGPGPU
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0412/kaigai260.htm
【2005年10月6日】RADEON X1000シリーズ国内発表会
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1006/ati.htm

(2006年6月6日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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