|
バッファロー、1台でミラーリングできる外付けHDD
|
6月下旬 発売
連絡先:サポートセンター
Tel.03-5781-7260
株式会社バッファローは、2台のHDDを搭載した外付けHDDユニット2機種を6月下旬に発売する。
250GBを2台搭載した「HD-W500IU2/R1」が44,415円、400GBが2台の「HD-W800IU2/R1」が78,015円。インターフェイスはUSB 2.0とIEEE 1394。
2台のドライブをそれぞれに認識させる通常モードのほか、同じ内容を2台に保存する「ミラーリング」、1台の大容量ドライブとして認識させる「スパンニング」などが選択できる。
対応OSは、Windows 98/Me/2000/XPとMac OS(9.0.4以降)/Mac OS X(10.0.4)。ただし、Macintoshでは、IEEE 1394接続のみで、Intel Macには対応しない。また、ミラーリング/スパンニングが使用できるのはWindows 2000/XPとMac OS Xに限られる。
搭載されるHDDはSATAインターフェイスの流体軸受け7,200rpmタイプで、同社のPC内蔵型HDD「HD-H250FBS2/3G」と「HD-H400FBS2/3G」が交換用ドライブとして使用できる。
ケースにはHDDユニット用としては大口径の5cmファンを搭載し、エアフローを重視した筐体とあわせて冷却に留意されている。
データへのアクセスを制限する「Secure Lock +Guard」、データ消去の「Drive Cleanser」、バックアップの「Acronis TrueImage LE」などのソフトウェアが付属する。
2台のHDDを搭載した外付けユニットでは、スパンニングを使用して1つの大容量ユニットとして使用する製品が主流で、ミラーリングに対応した製品は珍しい。同社ではデータの安全性の高いRAID 5に対応したNAS「TeraStation」を販売しているが、やや下の価格帯の製品を投入することで個人向け市場への普及を図る。
今回の製品は出荷時には通常モードで出荷されるが、ユーティリティによってミラーリング(RAID 1)に設定できる。ミラーリング時は2台のHDDに同じデータを保存するため、ユニットの容量は通常モードの半分となる。ただし、片方のHDDに故障が発生した場合でも、もう一方のユニットにデータが残る。故障したHDDを交換し、再構築することで正常な状態に復帰できる。
HDDは大容量化が進み、光メディアなどへのデータのバックアップが難しくなっている。また、個人でもデジタルカメラの撮影データやTVのキャプチャデータなど、大容量で復元が難しいデータが増えていることから、データの安全性の高いHDDユニットの需要が高まっている。
□バッファローのホームページ
http://www.buffalo.jp/
□ニュースリリース
http://www.buffalo.jp/products/new/2005/000240.html
□製品情報
http://buffalo.jp/products/catalog/item/h/hd-wiu2_r1/index.html
□製品情報(交換用HDD)
http://buffalo.jp/products/catalog/item/h/hd-hfbs2_3g/index.html
□関連記事
【2月28日】【槻ノ木】新旧2台のTeraStationを試す
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0228/pclabo35.htm
(2006年5月31日)
[Reported by date@impress.co.jp]