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JEDEC、EPPメモリは非標準規格と警告5月16日(現地時間)発表 米国電子工業会EIAの下部組織で、半導体の標準化団体のJEDECは16日(現地時間)、メモリモジュールの新規格「EPP (Enhanced Performance Profiles)」についてコメントを出した。 EPPは、NVIDIAとCorsair Memoryが共同で規格したもので、SPD (Serial Presence Detect)を拡張し、コマンドレートやメモリ電圧などの情報をメモリに保持することで、対応マザーボードで最適なオーバークロックを実現するもの。 SPDはJEDECが認めた業界標準規格で、NVIDIAとCorsairでは、「EPPはSPDの拡張規格なので、非対応マザーボードでも通常のSPDメモリとして動作する」としている。 これに対し、JEDECは、「EPPについて、JEDECは一切の検証を行なっておらず、賛同もしていない。そのため、EPPを採用するにあたっては、互換性の問題が出る可能性がある」と警告を発している。 □JEDECのホームページ(英文) (2006年5月19日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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