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土星の謎をプラネタリウムで
~ソニー・エクスプローラサイエンス新番組

土星と惑星探査機「カッシーニ」

4月27日公開



 お台場メディアージュ5Fにある「ソニー・エクスプローラサイエンス」ではプラネタリムの新番組「RING WORLD ~カッシーニ、土星の謎を探る」を4月28日(金)から一般公開する。一般公開に先立って27日にプレス公開が行なわれた。

 「ソニー・エクスプローラサイエンス」はソニーが運営する体験型サイエンスミュージアム。投影機にはソニーが開発した170万個以上の恒星を投影できる光学式恒星投影機「スタープロジェクター」を採用している。8mのドームのなかで天の川をリアルに再現するほか、コンテンツに合わせて香りも再生することができる。

ソニー・エクスプローラサイエンス プラネタリウムの星空と全天周CG映像は売りの1つ 新番組ポスター
プラネタリウム・ドーム 170万個の星を投影できる光学式恒星投影機「スタープロジェクター」 かつては「シアタリウム」と呼ばれていた
ドームの直径は8m。座席数は30 映像を投影するプロジェクター その横に香り発生機がある

 新番組の内容は、まずプラネタリウムらしく星空投影から始まる。夜空に輝くシリウス、ベデルギウス、カノープス、ケンタウルスα星など一等星以上の明るい恒星たちに続き、同じく一等星として輝いて見える惑星の1つとして、印象的なリングを持つ惑星・土星が紹介される。

 ここで映像が全天周CG映像に切り替わる。'97年10月に打ち上げられ、2004年6月に土星に到着した大型の惑星探査機「カッシーニ」(高さ約7メートル、幅約4メートル、重さ約6トン)の軌跡と最新成果を使い、ミマスやイアペトゥス、タイタンなど奇妙で魅力的な土星の衛星たちの姿や、激しい土星の惑星気象、そしてリング誕生に関する2つの学説が、迫力ある全天周CG映像で紹介されていく。プラネタリウムのドーム全体を活用したバーチャルリアリティ・教育コンテンツだ。

 ナレーションは俳優の緒形直人氏で、上映時間はおよそ30分間。上映スケジュールは毎時00分、30分。定員は30名の定員入替制。

 入場料は大人500円。営業時間は11:00~19:00(最終入場18:30)。プラネタリウム以外に、ソニー・コンピュータ・サイエンス・ラボラトリーの成果を活用した体験展示などもある。

土星のリングから見た太陽 土星の衛星と小天体が衝突してリングが発生したというエピソードの1シーン プラネタリウムでの投影イメージ

□ソニー・エクスプローラサイエンス
http://www.sonyexplorascience.com/
□RING WORLD ~カッシーニ、土星の謎を探る
http://www.sonyexplorascience.jp/ringworld/
□関連記事
【2005年7月21日】ソニーコンピュータサイエンス研究所展開催
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0721/sony.htm

(2006年4月28日)

[Reported by 森山和道]

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