|
フラットパネルディスプレイ展示会「Display 2006」開幕
会期:4月19日~21日 会場:東京ビッグサイト リード エグジビション ジャパン株式会社が主催するフラットパネルディスプレイ(FPD)展示会「Display 2006」が19日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は19日~21日の3日間。入場は事前登録をすれば無料で、当日入場の場合は5,000円。 会場では、液晶やプラズマ、投影式ディスプレイなどのFPDを製造するメーカーが自社の製品を展示している。なお、Display 2006の開催と同時に、FPDを製造するための機器、材料などを提供するサプライヤの展示会「ファインテック・ジャパン」も同時開催されている。 今回の展示会は主に大型化およびフルHD化が進むTV用FPDが中心的で、PC関連製品の展示は少数だった。中でもPCに関連するいくつかのブースをご紹介しよう。 ●東芝松下ディスプレイブース 東芝松下ディスプレイのブースでは、13日に発表した0.2mm厚のガラス基板とLEDバックライトを採用したノートPC向けの12.1型ワイド低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイを展示。薄さと軽さをアピールしていた。 また、インテルとの共同開発による液晶の消費電力を低減する駆動技術「D2PO」のデモも行なわれており、実際に目で確かめることができる。ほか、2.4型で640×480ドット(VGA)表示が可能なモバイル機器向けの液晶も展示されていた。
●NEC液晶テクノロジーブース NEC液晶テクノロジーのブースでは、主に産業用液晶ディスプレイと医療用高精細液晶ディスプレイの展示が行なわれていた。 中でも1,024×768ドット(XGA)表示対応8.4型液晶ディスプレイが印象的。主な仕様は、輝度400cd/平方m、コントラスト比400:1、視野角は上下/左右ともに170度。
●三菱電機ブース 三菱電機のブースでは、高輝度液晶や広視野角液晶パネルを展示。輝度1,000cd/平方mを実現したXGA表示対応12.1型TFT液晶なども展示されていたが、残念ながらPOS端末や制御機器、計測機器などの産業用途がメインで、ノートPC向けではないようだ。
●そのほか そのほか、ソニーや松下電器産業、パイオニアなどのメーカーはFPDを採用したTVの新製品などを展示。またワコムやタッチテックなどのタッチパネルメーカーもブースを構え、製品のデモを行なっていた。
□Display 2006のホームページ (2006年4月19日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|
|