4月13日 発表

　東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社は13日、LEDバックライトを採用したノートPC向けの12.1型ワイド低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイを量産開始した。

　0.2mm厚のガラス基板と薄型のLEDバックライトを採用し、最薄部で2.9mm(最厚部は4.5mm)、重量183gを実現した低温ポリシリコン液晶。従来のCCFL(冷陰極蛍光管)を使用した製品と同等の光学性能を保持しながら、輝度を同社従来製品の約1.5倍となる300cd/平方mとしたほか、重量を約32%削減したという。同社は、モバイルノートPC用途に最適としている。

　解像度は1,280×800ドット(WXGA)。サイズは270.5×2.9～4.5×180mm(幅×奥行き×高さ)。

　同製品は、4月19日から東京ビッグサイトで開催される「第2回 Display2006」に出展される予定。

□東芝松下ディスプレイテクノロジーのホームページ
http://www.tmdisplay.com/
□ニュースリリース
http://www.tmdisplay.com/tm_dsp/press/2006/06-04-13_j.html
□関連記事
【2005年10月17日】東芝松下ディスプレイ、LEDバックライトのノート向け11.1型ワイド液晶
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1017/tmdt.htm

(2006年4月13日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]